Posted by: eueublog on: 2009/10/26
世界有数の規模を誇るメガキャリア、独ルフトハンザ・ドイツ航空は9月3日、オーストリア航空の買収に成功したと発表した。公開買付けを通し、オーストリア政府系企業や一般株主からオーストリア航空株の90%以上を取得して、グループに加えたそうだ。
東欧路線などに強みを持つオーストリア航空の買収で、ルフトハンザは利用客数などでエールフランス・KLM連合を抜き、欧州最大の航空会社になった。航空業界は、非常に厳しい経済状況が続いており、世界各地で航空会社の統合が続いている。
ルフトハンザは「スターアライアンス」の創立メンバーであり、世界の航空界へ強い影響力を持っている。日本への乗り入れ開始は1961年で、現在は成田、関西、中部から、フランクフルトやミュンヘンへ直行便を運航している。
同社の航空機は燃料消費が少なく、公害物質の排出も最低限に抑えたエンジンを採用、航空会社として初めてオゾン層を破壊しないフロン代替物も開発している。綿密な機体整備は高く評価されていて、ニューズウィーク誌の「最も安全な航空会社ランキング」の第1位に選出された。同社中古機の人気は高く、その中古機材を用いて就航している格安航空会社も多いらしい。
ライアンエアーを中心とする格安航空会社などとの旅客争奪戦は激しさを増すばかり。その中で、ルフトハンザはユニークな試みを手がけてきた。例えば旅先が雨だった場合、1日20ユーロ(約2700円)を返還する「サンシャイン保険」付きチケットの発売を今年開始した。保険会社と提携し、返還金は200ユーロが上限となるが、残念ながら日本便は含まれていない。(マイケル尊王寺)
オーストリア航空(プレスリリース)
http://www.newsletter.aua.com/u/gm.php?prm=Qjn1RaufHq_128223284_26423_1229
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