こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

Archive for January 23rd, 2009

ブルガリアは自然豊かで観光の魅力も多い国だ。
中でも、リラの僧院は素晴らしい。首都ソフィアから南に約65km離れた山の中にある、ブルガリア正教の修道院だ。横縞模様と天井に描かれたフレスコ画が、色彩豊かで美しい。

もし花が好きならば、バルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈に挟まれた「バラの谷」に行くといい。実はバラの香料では、ブルガリア産が世界の市場の約8割を占めている。6月頃の「バラの祭典」では、カラフルな民族衣装を着た女性達が歌って踊って豊作を祝う。

バラはブルガリアの宝だろうが、バラの谷では別の宝も見つかった。 トラキア王の「黄金のマスク」だ。トラキア人は、現在のブルガリアに紀元前から暮らしていた人々で、トロイ伝説にも登場する。そのマスクが2004年に発掘され大騒ぎとなった。「黄金のマスク」や他にも世界最古といわれる黄金製品が出土しており、現在日本全国7ヶ所を巡回している「トラキア文明展」で公開されている。

今年は日本とブルガリアの外交関係再開50周年。同国大統領夫妻も1月25日から29日まで日本に滞在する。ますます話題になりそうなブルガリアについてもっと知りたい人は、ぜひ展示会などのイベントに足を運んでみよう。(ローズ)

日本ブルガリア協会
http://www.bul.jp

「よみがえる黄金文明展」
http://www.yomigaeru-gold.jp/

ヨーグルトサン商事有限会社
http://www.yogurtson.com/Japanese/Travel/Info/tourism_bureau.htm

ハンガリー政府観光局

ハンガリー政府観光局

ハンガリー北東部のトカイ山。麓で合流する2つの川の川面から朝の太陽を浴びて立ち上がった霧が山の斜面のブドウ畑を覆う。霧の湿気で菌が白ブドウに付着し、カビが発生。皮に小さな穴を開け、水分を奪って糖度の高いブドウを熟成する。これを原料にするのが欧州最上級の貴腐ワイン、フランスのルイ14世も「ワインの王様」と呼んだトカイ・ワインだ。

その昔、ドイツのライン川下りの船中で周辺の景色に見とれていると、ワイン売りがやってきた。「試飲を」と言うので、飲んでみると、芳醇な香りとともに口の中に甘さとこくが広がった。これが貴腐ワインというやつで、恥ずかしながら、その時初めてその名に接した。そして後刻、欧州には、ドイツものよりさらに有名な「トカイ・アスー(貴腐)」があることも知った。

17世紀、トカイ地区がオスマントルコの侵略を受けた際、農民はブドウの収穫を放棄して避難せざるをえなくなった。しばらくして戻ると、ブドウは収穫期を過ぎ、カビに覆われていた。農民は諦め切れず、そのカビブドウでワインを作ったら、案に相違して別物の甘いワインとなった。以後、その製法が地区の主流となったのだ。

ハンガリー政府観光局

ハンガリー政府観光局

このトカイ、独りワインの名に冠せられるだけでなく、生産地そのものが“売り”になっている。つまり、「トカイワイン地域の歴史的景観」ということで、2002年に世界遺産に指定されたのだ。斜面いっぱいに広がるブドウ園の中に点在する農家やワインセラー。緑と一体化したセラーの風景は、まさに歴史の重みを感じさせる。

世界遺産の風景を眺めながら飲む地元の歴史的ワイン。普段は格安ワインしか飲めない日本人だから、こんなぜいたくな時間と空間を一度は味わってみたい。(日暮らし)

ハンガリーワインについて
http://www.3point14159.com/ris/shohinpage/liquor/tokaji_exp2.shtml

NHK世界遺産の旅
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards094.html

ハンガリー政府観光局
http://www.hungarytabi.jp/index2.htm

みなさんは「大使」「外交官」といわれる人に会ったことはありますか? 普段の生活では会うことはできませんし、どんな仕事か想像がつきにくいですよね。でも、EUの大使や外交官が日本全国の高校を訪問して、出張授業をやってくれます。それが「2009年 EUがあなたの学校にやってくる」です。

これは高校生に、日本とEUの関係やEUについてもっと広く、深く知ってもらうためのプログラムです。2007年と2008年にも行われ、好評を得ました。プログラムに参加した学校の生徒の喜ぶ様子が参加校のホームページにも掲載されています。

広島大学付属福山中・高等学校のホームページには、イタリア大使館の大使代理アマーティさん、学術文化担当官のモルテーニさんが訪問した様子が書かれていました。生徒からは、「世界平和のためにできることは?」という質問が寄せられたり、「この機会を通して、ヨーロッパが身近な存在となった」という生徒もいたようです。

静岡英和女学院中・高等学校には、イギリスのグレアム・フライ大使が訪れました。流暢な日本語でお話しされ、生徒からの質問にも笑顔で答えてくださったようです。

今年は2009年5月7日(木)または5月8日(金)に行われます。参加したい学校は1月30日までに、下記までお申し込み下さい。ヨーロッパに行かなくても、ヨーロッパを身近に感じることができますよ。(こずりん)

お問い合わせ・申し込み先:
〒102-0075 東京都千代田区三番町9-15 ヨーロッパハウス
駐日欧州委員会代表部広報部 スクール・イベント係
E-mail: Delegation-Japan-PPCA@ec.europa.eu
ファクス:03-3261-5194

駐日欧州委員会代表部
http://www.deljpn.ec.europa.eu/relation/
showpage_jp_relations.academic.School_Project.php

広島大学付属福山中・高等学校
http://www.fukuyama.hiroshima-u.ac.jp/eu.htm
静岡英和女学院中学校・高等学校
http://www6.at-s.com/eiwa/asp/news.asp?i=113&filename=K0000016.html

ヨーロッパ現代建築のミース賞展ヨーロッパの優れた現代建築作品に与えられるミース・ファン・デル・ローエ賞。その建築賞の創設20周年を記念する回顧展が1月下旬に東京で開催された。ミース賞受賞作品の展覧会がヨーロッパ以外で開催されたのは初めてのことだ。

EU議会は1987年に、現代建築の課題に取り組んでいる建築家を表彰するため、20世紀のヨーロッパ建築を代表するミース・ファン・デル・ローエの名前を冠した建築賞を創設した。

二年に一度、最優秀賞や新人賞などを授与している。過去の受賞者には、英国スタンステッド空港のノーマン・フォスターやフランス国立図書館のドミニク・ペローなど世界的な建築家の名前がずらりと並ぶ。

東京都庁の展望ギャラリーと新宿パークタワーの2会場で、最優秀賞など約50点のオリジナルの建築模型が展示された。バルセロナにあるミース財団のルイス・オルテ専務理事も来日。ヨーロッパ現代建築の最新の動向に触れる貴重な展覧会となった。(赤坂四郎)

ミース賞展実行委員会事務局
http://www.mies-japan.com/

ミース・ファン・デル・ローエ・バルセロナ財団
http://www.miesbcn.com/

英国スタンステッド空港
http://www.stanstedairport.com/

「Qセルズ」、日本のシャープを抜いて世界最大の太陽電池メーカーに躍り出たドイツの成長産業。何しろ、会社設立が1999年だから10年ちょっとで環境ビジネスの世界の勇者となった。

正確には、2007年に太陽電池セル(電池の基本部分)生産で世界1になった。同社の時価総額は約2兆円という。これからは、「Qセルズ」(Qは品質の意味)を知らないと恥をかくかもしれない。

何で伸びたか。理由はドイツ政府の「フィード・イン・タリフ制度」という太陽電池促進補助制度のおかげだ。太陽電池で作った電力を電力会社が通常の3倍で買い取る補助制度。これがなければ、快進撃はあり得なかった。

北海道洞爺湖サミットの議長だった福田康夫前首相も、これには「やられた」と思ったのだろう。今年1月から、ソーラー発電への補助を復活した。「開始」ではなく「復活」。日本はドイツより先にいい政策をやっていた。残念!

やめた理由のもう1つは、市場拡大で原材料のシリコン供給不足があった。でも、そんなことは言っていられない。日本でもソーラー発電を取り付ければ、平均的な家庭で20万円程度の補助金がもらえる。ドイツやスペインには負けるが、日本政府は21年度に約200億円を補助するそうだ。

ところで、太陽発電に関心のある人は、2月25日から27日まで東京ビックサイトで、第2回国際太陽発電展があるから、是非行ってみたら。「ソーラー、いいアイディアだ」。(丸の内太郎)

会社案内Qセルズ
http://www.q-cells.com

太陽電池
http://www.taiyoko-hatuden.com

第2回国際太陽発電展
http://www.pvexpo.jp/2009_jp/index.phtml

フィード・イン・タリフ制度
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20070620/134519/

Gateway Program

Gateway Program

欧州製製品は日本に溢れているようだが、実態はEUが望むほど欧州企業は日本市場に参入していない。今年から始まるEUの「Gateway Programme」は、日本の関心企業を対象に商談会を開催し、貿易投資の拡大を図る。

日本は、他の先進国と比べ対EU貿易での開放度が低い。対EU貿易額(モノとサービス)のGDPに占める割合は4.4%。これに対し、米国は6.5%、オーストラリア7.5%、韓国9.9%、新興国では中国12.9%、ロシア29.1%(2006年実績)。

対外直接投資を見ても、日本は後れを取っている。日・EU間の相互投資額が日本のGDPに占める割合は5.5%で、オーストラリア13.1%、米国14.1%、カナダ15.7%よりかなり低い。日本は投資環境を一層開放することが期待されている。

最初の展示・商談会は、建築資材・建設技術分野で2月4-5日に東京・西新宿で開催。現在、欧州企業22社が訪日を予定している。入場は無料だが、事前登録が必要。(みかん)

Gateway Programme(登録はこちらから。参加企業一覧を見ることができます)
http://www.eu-gataway.jp

欧州ビジネス協会では、欧州の商工会議所や個別企業が会員となり活動しています。
http://www.ebc-jp.com/index-J.htm

日欧産業協力センターでは、ビジネスマンや学生向けの研修事業等を行っています。
http://www.eu-japan.gr.jp/japanese/index.cfm


自由で活発な発言を歓迎します。

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