ヨーロッパ現代建築のミース賞展、東京で開催 The Mies Van der Rohe Award
Posted by: eueublog on: 2009/01/23
ヨーロッパの優れた現代建築作品に与えられるミース・ファン・デル・ローエ賞。その建築賞の創設20周年を記念する回顧展が1月下旬に東京で開催された。ミース賞受賞作品の展覧会がヨーロッパ以外で開催されたのは初めてのことだ。
EU議会は1987年に、現代建築の課題に取り組んでいる建築家を表彰するため、20世紀のヨーロッパ建築を代表するミース・ファン・デル・ローエの名前を冠した建築賞を創設した。
二年に一度、最優秀賞や新人賞などを授与している。過去の受賞者には、英国スタンステッド空港のノーマン・フォスターやフランス国立図書館のドミニク・ペローなど世界的な建築家の名前がずらりと並ぶ。
東京都庁の展望ギャラリーと新宿パークタワーの2会場で、最優秀賞など約50点のオリジナルの建築模型が展示された。バルセロナにあるミース財団のルイス・オルテ専務理事も来日。ヨーロッパ現代建築の最新の動向に触れる貴重な展覧会となった。(赤坂四郎)
ミース賞展実行委員会事務局
http://www.mies-japan.com/
ミース・ファン・デル・ローエ・バルセロナ財団
http://www.miesbcn.com/
英国スタンステッド空港
http://www.stanstedairport.com/