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ドラキュラの舞台「ブラン城」、公的施設として保存を Preserving Dracula’s Castle

Posted on: 2009/04/24

ルーマニア政府観光局

ルーマニア政府観光局

どこまでも続く平野とそこを覆う緑や花-というのがルーマニアを旅行した人の一般的な印象。平和そうな国がらと口から生き血を滴らせる吸血鬼ドラキュラとはどうしてもイメージが結びつかないのですが、この怪人の舞台は、実はルーマニアなのです。

ドラキュラは、アイルランドの作家ブラム・ストーカーが19世紀末に著した怪奇小説の中に主人公として登場しますが、この話の元になったのがルーマニア中部トランシルバニア地方に伝わる吸血鬼伝説といわれています。

正確に言えば、同地方の小高い山の上にある「ブラン城」が舞台。ドラキュラのモデルとなったのは、15世紀、ブラン城のあるワラキア地区を統治していたブラド3世で、凶暴な人だったと伝えられていますので、ドラキュラのイメージとつながってしまったのでしょう。
共産主義国の時代、ブラン城は政府に没収されましたが、06年に本来の持ち主であるハプスブルグ家の子孫に返還されました。しかし、子孫である米ニューヨーク州在住の建築家ドミニク・フォン・ハプスブルグさんは、「多額の維持費がかかるから」という理由で、地元自治体への売却を言い出したのです。

売り出し額は6000万ユーロという巨額。2500万ユーロ程度の購入価格を提示する自治体側と折り合いがつかず、現在はハプスブルグ家の博物館として宙ぶらりんの状態になっています。

「ドラキュラの城」というのはさすがに知名度が高く、年間の観光客数は40万人にも上ります。このため、ロシアや米国の資産家が購入に意欲を示していると言うのですが、やはり地元自治体が購入して、公的な施設の観光名所として長く保存してほしいと思います。(日暮らし)

朝日新聞
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200701110317.html

海外旅行記 パックツアー夫婦旅
http://www17.tok2.com/home/tabi65/tabi/ru-mani/ru7.htm

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