こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

Archive for May 1st, 2009

提供:オーストリア政府観光局/Pigneter

提供:オーストリア政府観光局/Pigneter

オーストリア中部、山岳に囲まれた森と湖の名勝地ザルツカンマーグートで登山電車に乗ると、途中、映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場する草原が広がる。青々とした草原に向けて目をつぶると、そこに義母マリア役のジュリー・アンドリュースと、トラップ家の7人の子どもたちが楽しそうに歌う光景が浮かび上がってきた。

ナチスドイツへの併合を余儀なくされるオーストリアの悲劇を背景にしたこのミュージカル映画。その背景の暗さとはうって変わって、「もうすぐ17歳」「ドレミの歌」「エーデルワイス」「私のお気に入り」など明るい家族の歌、恋の歌に満ちている。それゆえに、今でも名画として朽ちることがないのであろう。

映画のモデルとなったトラップ家はナチスを嫌ってアメリカに亡命するが、子どもたちはファミリー合唱団を作って公演し、好評を博した。合唱団と言えば、日本ではあまりにも有名なウィーン少年合唱団もあり、オーストリアは生活に音楽が溶け込んでいるようである。

2009年は、日本とオーストリアの修交140年に当たるため、両国の「交流年」と設定された。ウィーン少年合唱団のほか、ヨハン・シュトラウス管弦楽団、オペラ舞踏会管弦楽団など数多くのエンターテイナーが来日公演する。

シュトラウス楽団は、かつて国立オペラ座で演奏会を聴いたことがある。アンコールはラディッキー行進曲となり、観衆全員が立ち上がって楽しそうに手拍子。音楽を通じてホールが一体化するような感覚にとらわれた。

日本人は恥ずかしがり屋が多いせいか、特にクラシックの場合、観衆と演奏者が渾然一体となって楽しむという状況にはなかなか至らない。交流年イベントでは、ぜひ観衆が堅苦しいはめを外して心から楽しんでほしいと思う。(日暮らし)

日本オーストリア交流年2009
http://www.austria-japan2009.org/

現地からお届けするウィーン観光情報
http://wien-jp.com/wien-jp/sz-kamme.php

日本ヨハン・シュトラウス協会
http://www5f.biglobe.ne.jp/~strauss/

Advertisements
スロベニア ブレッド湖

(スロヴェニア観光局&J. Skok)

スロヴェニア共和国は日本の四国と同じくらいの大きさですが、北西部にはユリアン・アルプスがそびえ、「アルプスの瞳」と称されるブレッド湖には、連峰最高峰のトリグラウ山が湖面に映し出される、緑と水に富んだ国です。ちなみに、このトリグラウ山、国旗の紋章にも使われているほど、同国のシンボル的な山です。

スロヴェニアというと世界的絵本作家リラ・プラップさんを思い出します。作品は20カ国以上で翻訳、出版されています。プラップさんは黒い紙にパステルで絵を描きますが、描かれた動物たちは、素朴で親しみやすさを感じさせます。昨年、日本でもプラップさんの動物たちがアニメーションで放映されました。

スロヴェニアは食文化が豊かな国です。スロヴェニア料理店は京都にありますが、料理によくそば粉が使われるのが特徴。そばと聞くと何だか親しみがわきます。また、スロヴェニアはフランス・ボルドー地方と同じ緯度で、美味しいワインの産地でもあります。

Sloveniaのつづりに注目してみると、この中に「Love」の文字が隠されています。国名にあるような温かい人柄のこの国の人たちと交流したい人はぜひ訪れてみて下さい。首都リュブリャーナと日本との直行便もでき、ますます身近な国になっています。(モコちゃん)

スロヴェニアの料理
http://e-food.jp/map/nation/slovenia.html

リラ・プラップさんオフィシャルサイト
http://www.lilaprap.com/

BSフジ番組「大使館の食卓」
http://www.bsfuji.tv/top/pub/embassy.html

エストニアで最大の島、サーレマーを訪れたのは10年ほど前の真冬、2月頃だったと思う。友人たちと車でリトアニアの首都ヴィリニュスを出発、ラトビアのリガ経由で北上し、エストニアのパルヌに立ち寄って1泊、翌日に島に着いて1泊した旅だった。

島の中心は、クレッサーレという町だ。ここには14世紀の僧正の城が博物館として保存されている。その長い歴史の中では、ドイツの十字軍、リヴォニア、デンマークやスウェーデン、ロシア軍の統治下にあった時期も潜り抜けてきた。

要塞でもあったこの入り組んだクレッサーレ城の中で、今では観光客は中世の食事を体験できるようだ。酸味のある黒いライ麦パンや地ビールの製造は、島でずっと受け継がれてきたもの。当時のレシピが再現されて当時の食器に盛られ、ゴブレットでぶどう酒を飲む。

食卓では、修道士が当時のテーブルマナーや慣習を説明してくれるとのこと。700年前に自分が生きていたら、食事中、どんな会話があったのだろう、とふと思いを馳せてみる。(みかん)

司教のディナー(事前申込制)
http://www.saaremaamuuseum.ee/eng/index.php?action=show&type=story&id=1025
サーレマー観光局(エストニア語、ロシア語、英語、フィンランド語)
http://www.saaremaa.ee/
エストニア観光局(英語、フィンランド語、ロシア語、ドイツ語、エストニア語)
http://www.visitestonia.com/

“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭2009”がゴールデンウィーク中に、東京で開かれます。“ラ・フォル・ジュルネ”は、フランス語で「熱狂の日」という意味。数日間、朝から晩までクラシック音楽が楽しめる、まさに“熱狂的”なイベントです。

このお祭りのようなコンサートは、1995年、フランス北西部にあるナントという港町で始まりました。一日中いくつもの演奏が複数の会場で、数日間にわたり同時進行的に行われます。

クラシックコンサートにしては、1つの演奏時間が45分ととても短く、価格も700円~3000円程度。日本でも、有料コンサートは1500円~4000円と割安で、他に無料コンサートも開かれます。

低価格の理由は、「一流の演奏を低料金で提供することによって、クラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という考えに基づいているそうです。実際に、来場者の6割がクラシックコンサート初体験者。まさに主催者側の願いが実現されており、多くの人たちがクラシック音楽のすばらしさを初体験する場となっています。

東京では2005年から始まり、今年で5回目。今年のテーマは「バッハとヨーロッパ」。開催は、有楽町の東京国際フォーラムで、4月28日(火)から5月5日(火)まで。まだGWの予定が決まってない人は、クラシックに熱狂してみては?(パクチー)

ラ・フォル・ジュルネ公式HP
http://www.lfj.jp/lfj_2009/

フランス政府観光局公式サイト(ナントの街紹介)
http://jp.franceguide.com/Editoral.html?NodeID=243

東京国際フォーラム公式HP
http://www.t-i-forum.co.jp/general/index.php


自由で活発な発言を歓迎します。

ただし書き込みをする際には、以下の行為は禁じられております。
・差別的なコメント
・フォーラムを荒らすような行為
・スパムメッセージ

このフォーラムの内容は欧州連合としての見解を示したものではありません。

May 2009
M T W T F S S
« Apr   Jun »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

Blog Stats

  • 303,139 hits
Advertisements