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EUのエネルギー政策が大転換 A Shift in the EU’s Energy Policy

Posted on: 2009/05/08

環境政策で世界をリードする欧州で、原発を新たに建設する動きが顕著になってきています。脱原発政策の本家とも言える北欧のフィンランドやスウェーデンでも原発回帰に方向転換しており、こうした動きは世界のエネルギー政策に影響を与えそうです。

このゴールデンウィーク中に麻生太郎首相は、プラハを訪れ、EU議長国であるチェコのクラウス大統領、バローゾ欧州委員会委員長と、日・EU定期首脳協議を開きました。気候変動問題については、2013年以降の温室効果ガス削減に関する新たな国際枠組み作りに向けて、アメリカや中国などの主要排出国の参加が不可欠であるという認識で一致しました。

その欧州では現在、スウェーデン、イタリア、イギリスなどで、原発回帰への政策転換を政府が明らかにしています。フィンランドはいち早く方向転換し、過去10年間で欧州初となる原発建設に踏み切りました。2020年までに温暖化ガスを90年比で20%削減する、という目標を掲げているEU。原発回帰の背景には、二酸化炭素排出量の少ない原発のメリットを再認識し、代替エネルギーとして位置付けようという狙いがあるとみられています。

今年12月にコペンハーゲンで国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開かれ、京都議定書以降の温暖化対策目標設定が待ち受けています。EUが総体として今後、原発転換を加速させるのかが新たな注目点です。(こずりん)

朝日新聞記事 「イタリア、脱原発政策を転換」
http://www.asahi.com/international/update/0225/TKY200902250050.html

産経新聞記事 「スウェーデン、脱原発で温暖化対策は非現実」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/238798

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