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アウシュヴッツが問いかける、「命の尊厳とは」 Auschwitz Makes Visitors Rethink the Value of Human Life

Posted on: 2009/05/29

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)が行われた、ポーランド南部のアウシュヴィッツ強制収容所。ポーランド政府はこの施設を残すことで、人類の歴史の中でも、最もいたましい出来事を、ありのままに後世に、また世界中の人々にしっかり伝えようとしている。

約3キロ離れたビルケナウ強制収容所と共に、ポーランド政府は1947年、国立オヒシフィエンチム(アウシュヴィッツのポーランド語読み)博物館をオープンした。今や15言語のパンフレットが置かれている。過去の教訓を世界中の人々知ってもらいたい、という切なる思いが感じられる。

“Arbeit macht Frei(働けば自由になる)”と書かれたアウシュヴィッツ収容所の門。

“Arbeit macht Frei(働けば自由になる)”と書かれたアウシュヴィッツ収容所の門。

現在、アウシュヴィッツ、ビルケナウ両収容所の建物・廃虚群が長年の劣化で崩壊の危機に直面している。155棟のうち、約50棟は天井陥落の危険があり、立ち入り禁止になっている建物も少なくない。ガス室や火葬場跡は解放直前にナチスが壊したままだ。

崩壊の危機を乗り越えるため、博物館は1億2000万ユーロの基金設置を求め、各国に協力要請を始めた。建築専門家は建て直しを勧告したが、「本物だからこそ、真のメッセージを伝えられる」とツィビンスキ館長は強調する。近年はアジアからの来訪者も増え、「地球の人々にとっても、人間のあり方を考える場であり続けてほしい」と話しているという。(マイケル尊王寺)

国立オヒシフィエンチム博物館公式サイト(英語サイト)
http://en.auschwitz.org.pl/m/

アウシュビッツ徹底ガイド(写真など、詳しい解説あり)
http://umeda-hankyu.jp/BabyKidsGirls/maternity/2009/02/20090214_130000_10137.html

アウシュヴィッツ平和博物館(福島県・白河市にある「市民による手作りミュージアム」)
http://www.am-j.or.jp/index2.htm

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