こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

Archive for July 3rd, 2009

バルト海地域戦略の策定も議長国としての目標のひとつだ  Gunnar Seijbold / Regeringskansliet

バルト海地域戦略の策定も議長国としての目標のひとつだ Gunnar Seijbold / Regeringskansliet

7月1日から下半期に入り、スウェーデンがEUを代表する舵取りを受け持つ。ノレーン駐日スウェーデン大使は、リチャードソン駐日欧州委員会代表部大使とともにこの日東京で、プレス発表を行った。主要優先課題は2つ。経済・金融危機対策として、増加する失業者問題に取り組むことと、12月にコペンハーゲンで開かれる気候変動会議(COP15)で京都議定書に続く国際的取り決めを採択に導くことだ。

このほか、①移民や国境管理などの法務・内務問題の強化をストックホルム・プログラムとして進めていく、②バルト海地域の環境や競争力強化のための戦略を策定する、③EU加盟申請国との交渉を進展させる、④平和・発展・民主主義のため対外問題に積極的に取り組む―ことを挙げた。EU組織内の問題としては、第2次バローゾ委員会発足に向けた調整と、新議員での欧州議会との連携、リスボン条約批准に焦点が当てられる。

対日関係については、5月にプラハで開催された日・EUサミットをフォローして、関税障壁のない貿易に向けて具体的対象を絞って協議を続けていく。さらに、2011年開始の第2次行動計画の策定を進めることや、年内に科学技術協力協定を実現させることも課題となっている。

特に、COP15の成功を左右するCO2削減目標値については、日本国内でもっと科学的根拠に基づく議論を促したい考えだ。日本でも米国でも経済団体や関連省庁、議会などとの調整が難航するが、リチャードソン大使は「世論は政府より動きが早いので、この深刻な気候変動問題にも取り組んでいける」と楽観的姿勢を崩さない。(みかん)

議長国チェコの公式サイト(スウェーデン語・英語・フランス語)
http://www.se2009.eu/

駐日スウェーデン大使館
http://www.swedenabroad.com/Start____4324.aspx

その他スウェーデン情報はこちらでも↓
http://www.sweden.se/Other-languages/OL-Home/Other-languages/I-P/Japanese/

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ハンドボール日本代表のエース、宮崎大輔選手が、スペイン1部リーグ、アルコベンダスへの入団が決定した。9月からリーグ戦が開幕するが、夏の合宿からチームに合流するという。

宮崎選手は日体大時代に大学を休学し、2年間スペインの2部、3部リーグでプレーしたことがある。所属していた大崎電気を4月で退社、欧州クラブへ活躍の場を求めた。

スペイン1部リーグの強豪バルセロナ、グラノジェールの2チームを受けたが、結果は不合格。そして、マドリード近郊に本拠地を置くアルコベンダスの入団テストを受けてついに合格し、スペイン1部リーグのチームとプロ契約を交わした初の日本人選手となった。

宮崎選手はハンドボールを日本でもっとメジャーにするために、これまでもテレビやラジオのスポーツ番組に出演したり、写真集を出版したりし、積極的にハンドボールのPRをしてきた。

だが、メジャー化のためにはやはり、オリンピック出場が大きな踏み台となる。北京五輪出場をかけた韓国戦で負けた後、目を真っ赤にはらしていた宮崎選手。2012年のロンドン五輪出場を目指して、最高峰スペインリーグで力をつけることを望んでいる。(モコちゃん)

宮崎大輔選手 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/daisuke7/entry-10274271348.html

宮崎大輔選手 オフィシャルサイト
http://pakila.jp/daisuke/

どの都市でも、街中を歩いていてユーモラスなひと形のオブジェに出会うとホッとさせられる。日本でいちばんポピュラーなのは、ハンバーガーチェーン店のもので、カーネルおじさんやドナルド・マクドナルドが有名だが、これらはあくまで企業宣伝用だ。

企業系でなく、都市のアクセントとして、オブジェを売り出している都市は日本にも、世界各地にも結構ある。私が住んでいた中国北京市では、最大の繁華街、王府井ストリートに、車夫が人力車を引くもの、音楽を奏でるもの、床屋さんが頭をカットしている光景などを切り取ったようなブロンズ像がある。

スロバキアの首都ブラチスラバでも、数多くの街中オブジェが観光客を楽しませている。もともと神聖ローマ帝国時代からの古い建物、寺院などが残る街だけに、コントラストの中で、なおさら現代アートが目を引き付ける。
いちばん有名なのは、同市のメーンストリートにある「パパラッチ」であろう。パパラッチとは有名人を追いかけ回すカメラマンのことだが、この像は、望遠レンズのカメラを構えた男性が物陰から、いかにも格好の“獲物”のベストショットを写そうとしているところを表現している。このコーナーに「パパラッチ」という名のレストランがあり、オブジェは店の宣伝用でもあるのだが、その効果は測り知れない。

もう一つおもしろいのは、古い時代の兵士とおぼしき男が、マンホールから上半身を乗り出し、腕組みして前方をのぞいているオブジェ。見詰めているものは何、女性?諸説紛々で、これも掛け値なしに観光客を楽しませる。
このほか、ベンチに寄りかかる像、山高帽子を高く掲げた紳士の像など。ブラチスラバの街中を歩くと、さまざまなスタイルのおじさんと出会えそうで、心が浮き立ってくるのは間違いない。(日暮らし)

個人のブログ
http://toyoyuki.cocolog-nifty.com/photos/eu_bratislava2008/index.html

代官山ブログ
http://daikanyama.areablog.jp/page.asp?idx=1000001236&post_idx_sel=10093115

スロバキア ブラチスラバの旅行記
http://www.h4.dion.ne.jp/~yell/tour/bratislava/bratislava.html

欧州各都市の自治体の関係者が集まり、都市の多様性について具体的な問題点や課題を話し合う会議が4月15日~17日まで、オランダのティルブルフ市で開かれました。それは、欧州評議会が主催する「インターカルチュラル・シティ・プログラム/多様性をマネージする:より強い共同体、より良い都市」と題した会議です。

この会議には11の都市から117人が参加。各都市の市長というよりも、市の実務担当者が参加し、各々が実際に取り組んでいる、移民やマイノリティの雇用や教育、コミュニティなどについて、活発に意見交換しました。

日本からも東京外国語大学・多言語多文化教育研究センター長である北脇保之教授と早稲田大学の桜井啓子教授が参加し、その報告会が7月1日、国際交流基金で開かれました。

北脇教授は「インターカルチュラル・シティ」という概念を、「日本語で訳しにくいのですが、私は『文化間対話都市』と訳しました」と説明していました。つまり、外国人移民やマイノリティの文化的相違を認めながらも、文化の違いを強調しすぎない政策をとっていく、ということです。

日系ブラジル人労働者が多く住む浜松市の市長を務め、多文化共生を進めてきた北脇教授。「日本とヨーロッパという大きな括りでみると、都市住民の多様性に対する政策面での違いはあるが、具体的な対策については日本もヨーロッパも似ている」と話していました。

一方、日本で生活するムスリムの研究をしている桜井教授は、日本のムスリム移民の現状を報告したところ、「日本の人口における移民の数はまだ少ないのに、こんなに移民の統計がそろっているのはすごい!」と驚愕されたエピソードを披露しました。

今年の秋には、国際交流基金と欧州評議会の共催で、今回の会議の参加都市の市長や欧州評議会担当者を日本に招へいし、日本の多文化共生都市を視察してもらい、シンポジウムも開くことが予定されています。(モコちゃん)

Conference “Managing diversity: stronger communities, better cities” (英語)
http://www.tilburgcoe.eu/

国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/j/index.html

アイルランドと聞いて、何を思い浮かべますか?アイルランドでEU新基本条約(リスボン条約)へ国民の可否を再び問うというニュースを受けて先日、日本アイルランド協会によるアイルランド講座に行ってきました。

あまり知られていないことですが、アイルランドは、国民も中立国マインドを持っている国です。そのため、国際社会の中でも中立国としての立場でコミットしています。国連ミレニアム目標の取り組みについて、アメリカのシンクタンク“Center for Global Development”が2008年に行った調査(The Commitment to Development Index for Africa)の結果、ODA評価で世界第2位になりました。

7分野で評価していますが、中でも、援助や安全保障など、政府主導で行う分野の評価が相対的に高く、国としての強いメッセージが伝わってきます。国連中心主義をとるアイルランドの中立的姿勢は、安全保障理事会改革に関しての発言にもよく表れています。

最近の金融不況を受けて「EUの一員でよかった」と好意的に感じている国民が81%(朝日新聞より引用したアイリッシュタイムズ紙5月の世論調査)ですが、一方でEU統合が進む中、“中立国として独自性が保てるのか”という国民の懸念も聞かれます。

それを反映してか、経済・平和路線を掲げるシン・フェイン党が国内で躍進しています。軍事的な中立性を保ち、税制などの独自性も確保していく。この条件下で、EU新基本条約の批准を目指し秋に2度目の国民投票が行われる予定です。

90年代に“輝ける島”“ケルティック・タイガー”と呼ばれ、大きな経済成長を遂げたアイルランド。小国アイルランドがEUの中に埋没せず、自国のスタンスを維持していく今後を見て行きたいと思います。(くるみ)

リスボン条約についてのアイルランドの国民投票について
http://www.deljpn.ec.europa.eu/home/news_jp_newsobj2921.php

リスボン条約とアイルランド
http://mainichi.jp/select/world/news/20090620ddm007030018000c.html


自由で活発な発言を歓迎します。

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