こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

Archive for July 31st, 2009

新潟県十日町市周辺の農地や空き地などに約370点のアート作品が野外展示された芸術祭が、2009年7月26日から9月13日まで開催されている。このうち松代(まつだい)エリアで、ヨーロッパ人作家の作品を探してみた。

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写真1

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写真2

このエリアの中心は「農舞台」と呼ばれる文化施設で、建物(写真1)自体は、オランダのMVRDVというグループが設計した。中の食堂(写真2)は、フランスのジャン=リュック・ヴィルムートによるデザインだ。ともに、斬新なアイデアと色使いが、訪れる人々を楽しませる。

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写真3

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写真4

野外作品でまず目を引くのは、「農舞台」正面にあるロシア人ユニット、イリヤ&エミリヤ・カバコフ制作の田んぼの中のインスタレーション『棚田』(写真3と4)だ。この芸術祭のシンボルとも言える、農作業をする人々の姿をかたどった彫刻は、緑色の稲にうまく調和している。

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写真5

城盗り橋を渡って少し山を登ると、フランス人作家、クリスチャン・ラピの作品『砦』(写真1と5)がある。木炭のような背の高い彫刻が立ち並ぶ。これら黒い人々が砦の中に守るものは何だろう。

それにしても、田畑の広がる山間に、このような興味深い作品が点在しているとは。開催される3年ごとに展示作品は増えていく。体験型アートも多く、子どもから大人まで、国籍を超えて楽しめる芸術祭だ。(みかん。写真も)

越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/index.html

まつだい雪国農耕文化村センター[農舞台]
http://www.noubutai.com/

MVRDV
http://www.mvrdv.nl/#/projects/realised/147matsudai

ジャン=リュック・ヴィルムート
http://www.jlvilmouth.com/fiches/cafe/cb08.html

イリヤ&エミリヤ・カバコフ
http://www.ilya-emilia-kabakov.com/

クリスチャン・ラピ
http://www.christianlapie.net/

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「レッジョエミリア教育」というのを聞いたことはありますか?イタリア北部のレッジョエミリア市で1980年代に確立された乳幼児教育法で、90年代に入って世界から注目されています。

教育法というと難しそうですが、その内容は、子どもたちが興味あることに自主的に取り組めるよう、先生たちが見守るというもの。対象は0~6歳なので、言葉は不得意でも、粘土作りや水彩画などの実体験を通じて、さまざまな遊びや芸事を、子どもたちに自由に遊ばせます。

子どもが自由に発想できるようなマテリアルを子どもたちの周りにちりばめている環境づくりが必要なことは言うまでもありません。自治体の実践法なので、同市では市営の幼稚園・保育園計34か所の全てで行われています。

91年にニューズウィークで取り上げられて一躍有名になりました。以来、欧州、北米、南米、アジアなどから教育関係者が現地視察に訪れています。

日本でも、2011年に新宿にオープンする保育園に、「レッジョ・チルドレン」という普及機関が関与しているというニュースが読売新聞に掲載されました。08年には、日本で初めてコクヨがレッジョ・チルドレンと教育プログラムを共同開発したそうですし、これからレッジョエミリア教育の名前を聞く機会が増えていくのかもしれません。(くるみ)

http://www.kokuyo.co.jp/hiramekilab/report/vol1/italy01.html

スペインのシンクロが遂に悲願の金メダルを獲得しました。現在、ローマで行われている世界水泳2009で、非五輪種目のフリーコンビネーション(FC)で初の栄冠を手にしたのです。

ロックの名曲、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」のビートにのって、10人の選手たちがパワフルに、そしてしなやかに水中を舞いました。この快挙の陰には日本人コーチ、藤木麻祐子さんの大きな力添えがありました。

藤木さんは1996年アトランタ五輪のチームで銅メダルに輝いた後、アメリカでコーチになるための修行を積み、2003年に地元バルセロナでの世界選手権に臨むスペイン代表から要請を受けて数カ月間指導。これが好評でアテネ五輪後正式にコーチに就任しました。

就任当初は、選手たちが練習時間に平気で遅刻する事態に、まず悩んだそうです。元々、体の柔軟性やスタイルの良さ、表現力の豊かさなど、素晴らしい素質を備えていた選手たち。それだけに、「正確な技術」と「平常心を保つ禅の心」を指導したところ、着実に力をつけていきました。北京五輪では2種目でスペインは銀メダルを獲得。その手腕を買われ、ロンドン五輪も視野に引き続き指導することになりました。

今回の世界水泳でのFCは、選手たちが曲を選び、振り付けにもアイディアを出したそうです。このほか、五輪種目のソロ、デュエット、チームの3種目でスペインは銀メダルを獲得しました。しかし、FC以外はロシアが金メダルを総なめに。世界最高峰のロシア打倒を視野に、藤木さんの挑戦はこれからも続きます。(モコちゃん)

世界水泳2009ローマ
http://www.tv-asahi.co.jp/roma2009/

毎日新聞
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20090723dde035050008000c.html

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/0907

世界最高峰の自転車ロードレースと言われるツール・ド・フランス。パリのシャンゼリゼ通りがゴールとなる7月26日(日)の最終ステージで、約3週間に及んだ長いレースの幕が閉じた。今年もフランスのみならず世界中の人々がその白熱したレースに歓声を送った。

ツール・ド・フランスは、1903年に初めて開催され、今年が第96回目。100年以上の歴史がある。23日間の日程で、総距離約3500キロ、高低差2000メートル以上という起伏に富んだコースを走り抜くサバイバルレースだ。フランス国内がレースの中心だが、周辺国を通過するステージもある。勝負どころは、アルプス越えやピレネー越えという山岳地帯での闘いだ。

個人総合首位の選手のみが着用する権利を与えられるマイヨ・ジョーヌという黄色いジャージは、ツール・ド・フランスのシンボル。難病から軌跡のカムバックを果たし、前人未到の7年連続総合優勝(1999年から2005年)を達成したランス・アームストロング選手の活躍も記憶に新しい。

今年のレースでは、スペインのアルベルト・コンタドール選手が2年ぶり2度目の総合優勝を果たした。また、欧州のプロチームで活躍する別府史之と新城幸也の二選手が日本人として初めてツール・ド・フランスを完走した。とりわけ、最終ステージで果敢なスパートをかけ観客を沸かせた別府選手には、敢闘賞が送られている。(青山コモンズ)

Jスポーツ ツール・ド・フランス
http://www.jsports.co.jp/cycle/tour2009/index.html

ツール・ド・フランス公式サイト
http://www.letour.fr/indexus.html

ツール・ド・フランス観戦ツアー
http://lookworld-west.com/sports/cycle/tour_france/index.html

1989年にドイツのベルリンの壁が崩壊して、今年でちょうど20年。全長155kmのベルリンの壁は、1961年8月に旧東ドイツ政府が逃亡出国者を阻止するために造ったものです。その壁がなくなり、東西冷戦時代は終わりを告げ、世界は新たな時代へと踏み出しました。

ドイツは見どころの多い国ですが、今年ドイツに行くなら、この歴史に触れられる場所を旅のルートに入れると、一層思い出深い旅になりましょう。候補地は、ベルリン、ポツダム、ライプツィヒなど。

ベルリンのアレクサンダー広場では、11月9日までオープンエアで、「平和革命1989/90」という展示会が開かれています(24時間オープン、入場無料)。ベルリンの壁崩壊へとつながった「平和革命」の様子が写真・文章・映像で紹介されています。

また、ベルリンの隣町のポツダムでは、第二次大戦末期に開かれたポツダム会議の会場を見学したり、壁によって東西ベルリンが隔てられていた時代、東西両陣営間でスパイの交換が行われたことで有名なグリニケ橋を見たりすることができます。

べルリンの壁の崩壊は世界中の人たちに強い印象を残しましたが、私個人のレベルでも影響がありました。旧東ドイツ出身の友人がいますが、出会ったのは19年前。ベルリンの壁が崩壊したので、翌年、彼女はやっと母国を出られたのです。それを思うと、この歴史的な出来事がとても身近なものに感じられます。(パクチー)

ドイツ観光局公式HP
http://www.visit-germany.jp/

オンラインニュースの中の記事
http://worldjc.com/journal/journal.html

アレキサンダー広場のオープンエア展示会について
http://www.ab-road.net/europe/germany/berlin/guide/03615.html


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