こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

Archive for August 7th, 2009

今、日本のアニメ、漫画、Jポップなどのサブカルチャーがフランスの若者たちの心をつかんでいるのをご存知ですか。日本のポップカルチャーを紹介するヨーロッパ最大級のフェスティバル「ジャパンエキスポ」が、2000年から毎年、パリ郊外で開かれています。10回目を数える今年は、16万人を超える過去最高の入場者数を記録しました。

会場内を見回してみると、アニメのキャラクターやゴスロリファッションに身を飾ったフランスの若者たちがぞろぞろ。まるでコスプレのメッカ、東京の原宿にいるような錯覚に陥ってしまいます。

会場では、ラフォーレ原宿によるファッションショーや、コスプレ大会などの華やかなショーが行われたほか、日本の人気歌手が出演したコンサートもあり、大盛り上がり。観客席から怪しげな日本語の大合唱が聞こえてきたとのこと。

アイドルグループAKB48、PUFFY、分島花音らが登場。AKB48は自分たちの人気ナンバーをフランス語の歌詞でも歌うサービスぶり。AKB48の熱唱を前に、パリっ子たちは「ヲタ芸」をしたのだろうか…。ふと、そんな疑問が頭をよぎりました。

鉄道オタクや、戦国武将に萌える女性「レキ女」のブーム、滋賀県のひこにゃんなど地方都市をPRする「ゆるキャラ」など、日本では次々と新しいサブカルチャー文化が生まれています。これらの文化もフランスに輸出されていくのでしょうか。(モコちゃん)

ジャパンエキスポ 公式サイト
http://nihongo.japan-expo.com/

パリ発マンガ情報サイト
http://www.eurojapancomic.com/fr/japanexpo.shtml

Advertisements

最初にヨーロッパに行った旅の目的地がギリシャだった。1980年代初め、日本から南回りで、バンコクとニューデリーで2回乗り継ぐ。機体の整備で遅れに遅れ、30時間以上もかかって着いたアテネの空からは、乾燥し切ったようなオリーブの木々が遠くに望め、南ヨーロッパの風情が迫ってきた。

空港からすぐにバスに揺られてフィロパポスの丘へ。ここは、アクロポリスの丘にあるパルテノン神殿の全体像を眺めるには最適のスポット。パッと眼前に広がった光景は、25年以上たった今でも確かな記憶として残っている。「あれが歴史の教科書に載っているパルテノンなのか」と、時差ボケで眠たかった目が開いた。

アテネの夏は9時すぎまで薄明るいので、屋外で夕食を取る。確か、キダシネオン大通りから入った少し坂になった路地のタベルナ。店先の露天に粗末なテーブルがしつられてあり、われわれが座って魚料理を食べると、猫が近付いてきた。魚の一片を上げると、そそくさと去った。

それにしても、レストランが「食べるな」とは笑わせる。ギリシャ語の「taverna」は、レストラン、食堂の意味があるそうな。イタリアでは軽食も出す居酒屋という意味で使われている。フランスの「ビストロ」と同じ意味なのだろうか。

猫に続いて、ブーパッパブーパッパと音を鳴らしながら近付いてきたのは、手回しオルガンの男だった。ヨーロッパでは食事に音楽は付きもの。しばらく演奏してもらったので、チップをあげると、男はニコッと笑って別のテーブルに移っていった。

ワインで酔うほどに、薄暮は闇に変わっていく。丘を見上げると、パルテノン神殿がライトアップされて空中の楼閣のよう。アテネ、いやギリシャ全体が遺跡の中にあり、たとえワインがなくても、その歴史の重みだけで十分に酔える。(日暮らし)

写真集
http://www.joyphoto.com/japanese/abroad/2006aegean/athens/philopappos.html

アテネのレストラン
http://homepage3.nifty.com/cardiff/athens/adrianos.html

個人の方のブログ
http://straitmouth.jp/blog/setomits/107

オランダ北部沿岸にある人口3500人ほどのアーメラント島は、2020年までに温室効果ガスの排出削減を目指して、エネルギーと水の自給自足コミュニティーづくりを進めています。

イニシアチブを掲げるのは、市長のde Hoop氏。環境保護主義者で、特に海洋汚染の減少に力を注いでいる人物です。

島の多くの家では、実験的に水素と天然ガスを合わせて使っています。水素は、燃やしてもCO2を排出しません。ですから、水素を使う量が増えるほど、温室効果ガスを出さないようになります。2007年の後半より試験設置し、14住居で、調理などに使ってきましたが、圧力鍋のように速く調理ができるメリットもあるそうです。

最近、5つの高効率なボイラーがコミュニティーセンターに設置され、各ボイラーに備え付けられた小さなモーターによって、余熱が電気に変換されています。今後、この種類のボイラー設置も広めていく計画。この島では、現代生活に適合した持続可能な地域社会を実現するべくできる限りの努力を進めています。(くるみ)

アーメラント島
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88

SAKU9368東京・銀座にある資生堂ギャラリーで、「ヘルシンキ・スクール写真展~風景とその内側~」が開催されました。ヘルシンキ・スクールとは、ヘルシンキ芸術デザイン大学の教師、学生、卒業生から成る写真家グループのこと。彼らは、同大学の教育から生み出されたアプローチや考え方を継承する写真芸術に取り組んでいます。

今回の写真展では、同大学客員講師のティモシー・パーソンズをゲスト・キュレーターに迎え、ティーナ・イトコネン、サンドラ・カンタネン、スサンナ・マユリ、アンニ・レッパラの4人の女性写真家の作品が展示されました。

SAKU9328同大学では、写真の技術や理論を教える中で、学生の個性を尊重する教育も重視してきました。加えて、ギャラリーを立ち上げ展覧会を開催したり、作品集を出版したりするなど、卒業生をプロの写真家として育て上げることにも力を注いでいます。

そのような個性的な教育から生み出されたヘルシンキ・スクールの写真には、自然がつくりだす美しい風景、北欧独特の光と色、豊かな物語性など、特徴的な表現が見られます。

SAKU9324例えば、ティーナ・イトコネン(1968-)は、「最北の地」をテーマに氷河や北極圏の先住民族を撮影しており、サンドラ・カンタネン(1974-)は、留学経験のある中国の風景画に影響を受けた作品作りをしています。また、スサンナ・マユリ(1978-)は、絵画と写真を融合させたような、アンニ・レッパラ(1981-)は、喪失感や不安を表すような作品を発表しています。

なお、今回の写真展は、日本・フィンランド修好90周年の記念イベントにもなっています。(青山コモンズ)

《写真》ヘルシンキ・スクール写真展 会場風景/写真提供:資生堂ギャラリー/撮影:桜井ただひさ

フィンランド大使館「ヘルシンキ・スクールの写真展が開催中」
http://www.finland.or.jp/Public/default.aspx?contentid=168043&nodeid=41206&culture=ja-JP

資生堂ギャラリー
http://www.shiseido.co.jp/gallery/exh_0906/html/index.htm

ヘルシンキ・スクール
http://www.helsinkischool.fi/

1)	トリノ・エジプト展入口の様子

トリノ・エジプト展入口の様子

東京都美術館で「トリノ・エジプト展―イタリアが愛した美の遺産―」が開かれる。

古代エジプトのコレクションといえば、ロンドンの大英博物館やパリのルーブル美術館などが有名だ。しかし、イタリアのトリノにあるエジプト博物館も、それらと並び、古代エジプトの重要なコレクションを有する世界有数の博物館の一つと言われている。

トリノ・エジプト博物館が所蔵する3万数千点の所蔵作品の中から、今回、日本で初公開されているのは、大型彫像やミイラ、彩色木棺、アクセサリーなど約130点。多くはこれまでイタリア国外に出たことがない貴重な品々だ。

アメン神とツタンカーメン王の像

アメン神とツタンカーメン王の像

紀元前7世紀頃作成された「イビの石製人型棺の蓋」は、約2メートルの大型彫像で、その存在感は見るものを圧倒する。他にも、初めて館外に出された「アメン神とツタンカーメン王の像」や、本物のミイラ「ハルワの棺とミイラ」など、大変価値がある作品群が勢ぞろいした。

ところで、なぜトリノに古代エジプトの遺品があるのか。それは、ナポレオンのエジプト遠征に従軍し、エジプト駐在のフランス総領事も務めたベルナルディーノ・ドロヴェッティが収集したものを、イタリア王国の前身であるサルデーニャ王国が購入したからだ(トリノはサルデーニャ王国の首都)。今日、ドロヴェッティが収集した大型彫像や有名なパピルス文書などに加え、新王国時代のディール・アル=マディーナ遺跡から発掘された、ステラ(石碑)やピラミディオン(小ピラミッドの彫像部の石)、土器、道具類、衣装などのコレクションも展示されている。同遺跡は、王墓造営に携わった職人たちが生活していたところであり、ここらの出土品もトリノ・エジプト博物館の宝。必見の価値がありそうだ。

「トリノ・エジプト展」は、東京で開催(2009年10月4日まで)後、仙台、福岡、神戸、静岡と、全国で公開される予定。(パクチー)

トリノ・エジプト展公式HP
http://www.torino-egypt.com/

日本におけるイタリア年2009公式HP
http://blog.excite.co.jp/italiainjp/

東京都美術館公式HP
http://www.tobikan.jp/


自由で活発な発言を歓迎します。

ただし書き込みをする際には、以下の行為は禁じられております。
・差別的なコメント
・フォーラムを荒らすような行為
・スパムメッセージ

このフォーラムの内容は欧州連合としての見解を示したものではありません。

August 2009
M T W T F S S
« Jul   Sep »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

Blog Stats

  • 295,611 hits

Top Clicks

Advertisements