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ドイツ歴史博物館で2009年の記念展覧会 Exhibitions at German Museum Highlight Historic Turning Points

Posted on: 2009/08/28

ベルリンの壁崩壊から20年、またポーランド侵攻から70年を迎える今年、ベルリンにあるドイツ歴史博物館では、これらの出来事を振り返る2つの展覧会が開催されている。残念ながら実際に見る機会はなかったが、内容を簡単に紹介したい。

展覧会「ドイツ人とポーランド人1.9.39――絶望と希望」では、1939年9月1日のポーランド侵攻前後から冷戦終結までのドイツ・ポーランド関係を、写真、ポスター、品物などを展示してたどっている。ドイツが行った残虐行為についても史実が淡々と語られ、当時のポーランド、ドイツ双方の一般的な国民感情がどのようなものであったかについても紹介されている。

同じく写真展「1989:時代の曲がり角」でも、1989年から1990年にかけて写真が捉えた歴史の一部を紹介している。興味深いのは、第4部で西側の写真家が、それまであまり知られることのなかった旧東ドイツに関心を持ったことで、自然環境の破壊が芸術作品を通して明らかになっていったことだ。

初めてベルリンを訪れたのは1999年だ。確か新国立美術館(Neue Nationalgalerie)で、現代ドイツ人アーティストによる展覧会が行われていた。歴史の負の遺産をテーマにした作品に、戦争が過去のものではなく、今日の人たちも重責として背負っていることに衝撃を受けたのを思い出した。同じように今年2009年も、彼らは変わることのない過去について考え続けている。

この夏ベルリンで、友人のお母さんから、20年が経ってもドイツは統一からまだ遠いところにいる、との話を聞いた。彼女は、100年の年月が必要でしょう、と話していた。(みかん)

展覧会「ドイツ人とポーランド人1.9.39――絶望と希望」(英語)
2009年5月28日~9月6日
http://www.dhm.de/ausstellungen/deutsche-polen/en/index.html

写真展「1989:時代の曲がり角」(英語)
2009年5月30日~8月30日
http://www.dhm.de/ausstellungen/1989/en/index.html

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