こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

Archive for October 2009

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  • Comments Off on 日蘭400年の友好の歴史は今も続く 400 Years of Japan-Netherlands Friendship

今、東京駅八重洲口の仮囲いに、オランダと日本の交流にまつわる歴史上の出来事や人物、オランダの街並み、そしてオランダを象徴する風車やチューリップなどの風景が描かれたコラージュ画が飾られています。このコラージュ壁、立ち止まってじっと見入る人もいるほど、鮮やかで斬新なデザインです。

東京駅のオランダ壁画
日本とオランダは江戸時代に通商関係を開始してから、今年で400年になります。両国の長い友好関係によって多くのことが日本にもたらされました。江戸時代200年以上の鎖国政策の中でも、オランダとの貿易は続けられ、オランダ語で西洋の学問を研究する「蘭学」が盛んとなり、特に多くの医学の知識が日本にもたらされました。

また、河川技術についてもオランダ人の大きな貢献がありました。明治時代に、ファン・ドールン、エッシャー、デ・レイケなどのオランダ人技師が明治政府から招かれて来日、河川の治水工事の調査や工事に携わりました。

特に、デ・レイケは30年もの間日本に滞在し、幕末時代から洪水の被害にあっていた木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の改修に功績を残しました。長良川沿いにある船頭平河川公園には、彼の功績をたたえた像が建てられています。山高帽子に三つ揃え、右手にステッキ、左手を腰にあて颯爽としています。

身近なところでもオランダを感じることができます。ビール、ランドセル、ポン酢など、普段使っている日本語にはオランダ語が元になっている言葉も。また、日本で画家フェルメールの展覧会が催されれば、お客さんが長蛇の列をなす人気ぶり。両国の長い交流の歴史は今も続いているのです。(モコちゃん)

 
国営木曽三川公園 http://www.kisosansenkoen.go.jp/index.html

徳島県美馬市 http://www.city.mima.lg.jp/4/64/000278.html

欧州統計局によると、R&D(研究と開発)投資と研究人材においてフィンランドは欧州でトップに入ります。今後も国の発展には、専門知識の充実とイノベーションが益々重要になるとして、“新イノベーション戦略案”が策定され、2008年10月に、マッティ・ヴァンハネン第二次内閣で承認されました。

フィンランド国内では、産業クラスターを刷新することを目的に科学・技術・イノベーション戦略センターが活躍の場を広げています。同センターの支援を受け、2006年に森林クラスターが2030年までに製品とサービスの価値を倍増させる目標を掲げてアジェンダをまとめ、Forestcluster社がイニシアチブを取って研究プログラム実現のための活動を始めました。それから、金属製品と機械工学、建築環境、ICT部門、エネルギーと環境、健康と福祉、と支援対象クラスターが増えています。

同国では今、民間企業は不景気のあおりを受けて、国際的企業であるノキアですら研究開発拠点を閉鎖する措置を取っているほど。それでも、官民のパートナーシップによる長期的な対策は取られていて、これからも国際競争力に磨きをかけようとしています。(くるみ)

http://www.tekes.jp/0806.html

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090212/165559/

  • In: Business
  • Comments Off on ルフトハンザ航空、欧州最大の航空会社に Lufthansa Emerges as Europe’s Biggest Airline

世界有数の規模を誇るメガキャリア、独ルフトハンザ・ドイツ航空は9月3日、オーストリア航空の買収に成功したと発表した。公開買付けを通し、オーストリア政府系企業や一般株主からオーストリア航空株の90%以上を取得して、グループに加えたそうだ。

東欧路線などに強みを持つオーストリア航空の買収で、ルフトハンザは利用客数などでエールフランス・KLM連合を抜き、欧州最大の航空会社になった。航空業界は、非常に厳しい経済状況が続いており、世界各地で航空会社の統合が続いている。

ルフトハンザは「スターアライアンス」の創立メンバーであり、世界の航空界へ強い影響力を持っている。日本への乗り入れ開始は1961年で、現在は成田、関西、中部から、フランクフルトやミュンヘンへ直行便を運航している。

同社の航空機は燃料消費が少なく、公害物質の排出も最低限に抑えたエンジンを採用、航空会社として初めてオゾン層を破壊しないフロン代替物も開発している。綿密な機体整備は高く評価されていて、ニューズウィーク誌の「最も安全な航空会社ランキング」の第1位に選出された。同社中古機の人気は高く、その中古機材を用いて就航している格安航空会社も多いらしい。

ライアンエアーを中心とする格安航空会社などとの旅客争奪戦は激しさを増すばかり。その中で、ルフトハンザはユニークな試みを手がけてきた。例えば旅先が雨だった場合、1日20ユーロ(約2700円)を返還する「サンシャイン保険」付きチケットの発売を今年開始した。保険会社と提携し、返還金は200ユーロが上限となるが、残念ながら日本便は含まれていない。(マイケル尊王寺)

ルフトハンザ航空(プレスリリース)
http://www.lufthansa.com/online/portal/
lh/jp/nonav/local?nodeid=2779538&l=ja&cid=1000276&blt_p=JP&amp
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オーストリア航空(プレスリリース)
http://www.newsletter.aua.com/u/gm.php?prm=Qjn1RaufHq_128223284_26423_1229

Buon Viaggio(海外旅行ブログ)
http://viaggio.livedoor.biz/archives/52001694.html

オランダといえば、チューリップと同時に風車を思い浮かべる人は少なくないだろう。広い大地にゆっくりと羽根がまわっている風車が立つ風景…そんな牧歌的な光景がみられるのが、ロッテルダムの南東約10kmに位置する村、キンデルダイクだ。

1740年頃に作られた19基の風車が運河沿いに建ち、今も動き続けている。「キンデルダイクの風車群」と呼ばれ、1997年にユネスコの世界遺産に登録された。

風車の役割というと、英語でウィンドミル(風の粉ひき器)と言うとおり、粉を挽くことである。しかしもう一つ、オランダにおいては大変重要な役割がある。それは、排水。オランダのネーデルランドという国名は「低い土地」という意味だが、国土の4分の1が海抜0m以下にあるオランダは、水と闘ってきた長い歴史を持つ。排水用の風車は、風のエネルギーを利用して水車を回し、水を周辺に築いた土手の外へはき出し続けたり、揚水するために使われてきた。

キンデルダイクでは、風車群をライトアップするイベントが毎年行われているが、今年9月のイベントはこれまでとは一味ちがうものだった。ライトアップにLED(発光ダイオード)が使用されたのだ。先端技術の光を浴びた風車の姿が水面に映り、淡いイルミネーションの世界を創り出した。(パクチー)

オランダ政府観光局HP: 
http://www.holland.or.jp/nbtc/culture-windmill-kinderdijk.html

ナショナルジオグラフィック(ライトアップされた風車が掲載):
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009091102

旅行会社のHP内のキンデルダイクについての記事:
http://www.hankyu-travel.com/heritage/holland/kinderdijk.php

国民的な映画「男はつらいよ」計48作のシリーズ中、どのシーンがいちばん印象的だったかということが仲間うちで話題になるときがある。ほぼ全作品を見ているが、小生にとっては、1971年正月に封切された第6作目「純情篇」の中で、旅に出るフーテンの寅と妹さくらが京成柴又駅で別れるシーンがもっとも印象に残る。

電車に乗り込んだ寅がプラットホーム上のさくらに向かって「故郷ってやつはよー、なあ、さくら」と言いかけたとたんドアが閉まり、そのあと寅は何かを言っているが、さくらには聞き取れない。「お兄ちゃん、何言いたいの」と言っても、電車は離れて行くだけ。非常に思わせぶりな情景だ。

故郷、郷愁をテーマにしたシーンは、舞台をウイーンにした第41作の「寅次郎の旅路」にも出て来る。初めて寅さんが海外に行ったという設定で、寅さんがマドンナ役の竹下景子に向かって切々と故郷の良さを説明するところは、長く海外生活を送った者たちにとってはジーンと胸に迫ってくるものがある。

そのウイーン現地ロケを記念して、市内フロリズドルフ区のドナウ河畔に、寅さんの石碑や日本庭園が設けられた「寅さん公園」が完成。9月28日、日本とオーストリアの関係者が出席して開園式が行われた。

ウイーンロケが実現したのは、もともと親日家だった故ウイーン市長が飛行機の中で寅さんの映画を見て感動、「ぜひウイーンを舞台に」と強く誘致したためだと言われる。それにこたえて初の海外舞台作品は上質に仕上がり、なんと寅さんの故郷、柴又のある東京都葛飾区とフロリズドルフ区は友好都市になるおまけまで付いた。

寅さんとマドンナの会話の舞台がドナウ河畔であり、あたかも柴又近くの江戸川べりでの会話を彷彿させ、本当に郷愁を誘うところがいい。江戸川が、ワルツにもなった天下の国際河川・ドナウ河と比肩されるとしたら、寅さんも草葉の陰で喜んでいるに違いない。(日暮らし)

読売新聞記事 
http://www.yomiuri.co.jp/photonews/photo.htm?ge=1&id=14336

男はつらいよ・寅次郎心の旅路
http://www.h6.dion.ne.jp/~yumejian/tora041.htm

にあるフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の州都、トリエステ。アドリア海に面し、中欧スロベニアとの国境に位置する港町だ。

クレジット

クレジット

この地は、長い歴史の中で何度も所属する国が変わり、これまで様々な文化、民族、宗教が交わりあってきた。そのような異文化が交差する地の特徴として、トリエステはまた、文化人、知識人、芸術愛好家が集まる街となった。

そのような歴史環境を持つトリエステでは、毎年7月有望新人の世界への登竜門として知られるファッションコンテスト「イッツ」が開催されてきた。今年で8回目をかぞえる。

イッツ(ITS)は、International Talent Supportの略で、世界中のファッション系の学校の学生や新卒者を対象とした公募型のコンテストだ。その魅力は、賞金だけでなく、受賞者を長く支援する点にある。成功するまで長い下積み期間が必要なファッション業界。ITSは、それをサポートし、才能を持つ若手デザイナーを世界で羽ばたかせる一翼を担ってきた。

ところが、経済不況を背景に、支援企業の協賛金不足となり、来年以降の開催が危ぶまれている。今後はウェブサイトでの開催を検討中というが、状況が再度明るい方向に変わった時には、ぜひこれまで通りのコンテストが再開されるよう期待したい。(パクチー)

イタリア政府観光局HP内のトリエステについて
http://74.125.153.132/search?q=cache:9MYO4NJSO6oJ:www.enit.jp/province/friulivebeziagiulia.html+%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%94%BF%E5%BA%9C%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%8D%94%E4%BC%9A%E3%80%80%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

市長が語る我が町観光自慢
http://www.japanitalytravel.com/back/shicyo/2002_0722/0722.html

ITSの公式HP
http://www.itsweb.org/jsp/en/whatisits/index.jsp

EUにとって重要な投票が10月2日にアイルランドで行われたのをご存知ですか。それは、EUの基本ルールである「リスボン条約」を認めるかどうかの国民投票で、今回は投票者の3分の2が賛成し、批准されました。「今回は」というのは、実は2008年にもアイルランドで国民投票が行われたのです。その時は批准への反対が賛成を上回り、批准されませんでした。

このEUの基本的な枠組みを決めているリスボン条約とは一体何でしょうか?このリスボン条約の前身は「欧州憲法」と呼ばれていました。しかし、EUの旗や歌も規定していて、国の存在が無視されているという理由で、2005年にフランスとオランダの国民投票で否決されました。

そこで提案されたのがリスボン条約です。リスボン条約は「憲法」という呼び方をやめ、旗や歌もなくしました。連邦国家という色を薄めて、EUに加盟している国々の独自性をいかすようにしたのです。

また、このリスボン条約では、EU大統領やEU外相を新しくつくることが決められています。全会一致でなく、多数決で決められる分野を増やして、意思決定をより迅速に行えるようにもなりました。今回、リスボン条約がアイルランド批准されたことで、EUの大きな機構改革がいよいよ進むことになります。

人口約5億人を抱えるEUが今後世界でどのような存在になっていくのか、ウォッチしていきたいと思います。(モコちゃん)

駐日欧州委員会代表部 ニュース
http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/media/news/2009/091010.html

毎日新聞サイト
http://mainichi.jp/select/world/news/20091004k0000m030078000c.html


自由で活発な発言を歓迎します。

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