こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

パリデビュー!通用するか、ユニクロの日本流サービス精神 Uniqlo’s Paris Debut

Posted on: 2009/10/16

10月1日、パリのオペラ地区にユニクロのパリ・オペラ店がオープンした。このエリアは、H&Mの旗艦店、ザラ、百貨店のギャラリー・ラファイエット本店、プランタン本店がずらりと並ぶファッション激戦区。しかし、オープンの滑り出しは好調。オープン3日目の土曜日には、オペラ座周辺から地下鉄の駅まで、ユニクロの袋を抱えた人たちで溢れかえり、オペラ座正面階段では、買ったばかりのユニクロの服に着替える人たちが大勢いたそうだ。

オープン記念商品としてユニクロが選んだのは、カシミアセーターとジーンズ。ユニクロが最も自信を持って販売する商品だ。これらを格安で販売。オープン後約3週間、カシミアセーターは、ウィメンズ全18色が39.90ユーロ(約5300円)、メンズ全19色が49.90ユーロ(約6700円)と、通常料金の約4割引き。旗艦店限定の良品質のジーンズは、ウィメンズ12色、メンズ10色で、いずれも9.90ユーロ(約1300円)と破格値。在庫が続く限り販売される予定。

しかし、立地はなんといっても世界のファッション中心地激戦区。競合店との競り合いも予想される。高品質で格安とはいえ、目が肥えたパリジャン・パリジェンヌたちをずっと惹きつけられるのだろうか。

実は、パリ・ユニクロには、もう一つ大きな武器がある。それは、徹底した日本流の接客。配属する販売員たちは、日本流の販売教育を受けている。しかも、マネージャークラスの販売員たちは、日本で新宿店のオープンまで体験し、日本の文化や習慣、接客方法を学んだ。

品質と安さは他社に追いつかれようと、日本の接客方法で差別化が図れる。レジまで1時間以上の長蛇の列ができたオープン当初も、満足そうに店を後にした客が多かったことはそんな日本流の対応が好感されたからかもしれない。

店員たちの爽やかな挨拶、丁寧な対応、欠かさない笑顔・・・、日本流の“おもてなし”が、異文化にオープンである反面、価値あるものを見分ける目を持つパリジャン・パリジェンヌたちの間にこのまま根づくのか。応援しながら見守っていきたい。(パクチー)

パリ観光局HP:
http://ja.parisinfo.com/

毎日新聞に掲載されたユニクロ・パリ・オペラ店オープンの記事:
http://mainichi.jp/life/fashion/news/20091002k0000e020015000c.html

Advertisements

自由で活発な発言を歓迎します。

ただし書き込みをする際には、以下の行為は禁じられております。
・差別的なコメント
・フォーラムを荒らすような行為
・スパムメッセージ

このフォーラムの内容は欧州連合としての見解を示したものではありません。

October 2009
M T W T F S S
« Sep   Nov »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

Blog Stats

  • 282,953 hits
%d bloggers like this: