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芸術を愛したハプスブルグ家のコレクションは必見! Hapsburg Collection Comes to Japan

Posted on: 2009/11/05

ハプスブルグ家―。世界中に知られるこの名家は、13世紀から20世紀初頭までヨーロッパの繁栄と栄華を独占したロイヤルファミリーである。一族は芸術を愛し、歴代の王は最高級の美術品を収集した。そして、多くの優れた芸術家を庇護し、宮廷画家たちは素晴らしい作品を生み出し、残していった。

それらの作品を現在、東京・六本木の国立新美術館で見ることができる。「THEハプスブルグ」展が開催されており、ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館の所蔵品の中から厳選された、ハプスブルク家ゆかりの作品が展示されている。開催期間は2009年12月14日まで。

展示品は主に王家の肖像画を含む絵画が中心。ハプスブルク家二大美女と言われるエリザベート皇帝とマリア・テレジア、そして皇帝たちの肖像画では、権力者たちの豪華な装身具やドレスの細部が見事に描かれている。当時のハプスブルグ家の栄華を象徴しているようで素晴らしく、見ていると王宮の世界へと引き込まれてしまうほどの迫力がある。

他の絵画もヨーロッパの名だたる画家たちの傑作ばかり。ルーベンス、レンブラント、エル・グレコ、ベラスケスなど、約50名の画家たちの秀作が一堂に会している。

絵画の他には、実際に使用されていた食器などの工芸品も展示されており、当時の王族の優雅な生活が垣間見られて面白い。明治天皇からオーストリア・ハンガリーの皇帝に贈られた画帖と蒔絵棚も展示されている。画帖には明治時代の日本の風景や人々の暮らしの様子が生き生きと描かれており、これも現代の日本人には大変興味深い。

今回展示されている120点は、ハプスブルク家が収集した芸術品の一部にすぎないが、それでも世界にその名をとどろかせている歴史的ファミリーのコレクションの偉大さに圧倒される。(パクチー)

参考URL:
ハプスブルグ展公式HP: http://www.habsburgs.jp/
国立新美術館のHP: http://www.nact.jp/
シェーンブルン宮殿: http://www.schoenbrunn.at/de/

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