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ジェラートが食べられないスペイン広場 Italy’s Piazza di Spagna

Posted on: 2009/12/14

イタリアの首都であり、同国最大の観光地でもあるローマを舞台にした映画は数多いが、中でも最高の傑作が「ローマの休日」とすることに異論はなかろう。この映画は1953年に作られたものだが、クラシック音楽のような深い味わいを持ち、何年たっても色あせない。
この映画で、小生がずっと疑問に思っていたことがあり、今回、改めて調べて見た。すると、「なーんだ、そんなことか」と、その単純さに苦笑してしまった。

例えば、スペイン広場。イタリアなのになぜ「スペイン」と呼ばれるのか―。これは簡単な理由、間近にスペイン大使館があったからだ。また、階段状なのに、なぜ広場なのか―。これも単純。「スペイン広場」とは噴水のある比較的狭い面積の平地側のことで、丘の上にあるトリニタ・ディ・サンクティス教会に続く広々とした階段は、実は「スペイン階段」と呼ばれている。

映画では、オードリー・ヘプバーン扮する王女がここでイタリア・アイスクリームのジェラートを食べるシーンが出てくる。それ以後、多くの観光客がジェラート食いを真似るため、その残渣がごみとなって問題になり、今ではこの広場、階段での飲食は禁止された。映画の中身を追体験できないのは、ちょっと残念でもある。

石に刻まれた海神トリトーネの口の中に手を入れ、嘘突きは手が食われるという 「真実の口」。映画の中で、記者役のグレゴリー・ペックが恐る恐る手を入れて、手首が消え、これにヘプバーンが驚くシーンがある。このときの彼女の演技は真に迫るものがあった。

当時、新人女優だった彼女にしては見事と感心していたが、実は、このシーンは事前に彼女に詳しいコンテを知らせず、ペックが袖口に手を入れ、手首が本当になくなったように見せたので、彼女は単純に驚いてしまったのだという。迫真の演技をしたのはむしろペックの方だった。(日暮らし)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E9%9A%8E%E6%AE%B5
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%BC%91%E6%97%A5

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