こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

目指せ!フランス料理のワールドカップ出場 The French Cuisine World Cup

Posted on: 2009/12/17

ボキューズ・ドール国際料理コンクール。それは、いわばフランス料理のワールドカップ。ミシュランの3つ星を40年以上も守り続けてきたフランス料理店『ポール・ボキューズ』のオーナーシェフであるポール・ボキューズ氏が1987年に創立した。

このコンクールは2年に一度、フランス・リヨンで開催され、次回は2011年1月に行われる。選考はすでに始まっており、日本代表には、国内選抜大会で優勝した軽井沢のホテルブレストンコートの中洲達郎さんが選ばれた。中洲シェフは来年3月に中国・上海で開催されるアジア予選に出場し、そこで4位以内を確保すれば、地区予選を勝ち抜いた24カ国のシェフたちが参加する本選に出場できる。

本選では、肉や魚など決まった食材を使う。制限時間は5時間半。各料理とも14人分を用意しなければならず、シェフのコンスタントな力量が問われる。世界の美食を知り尽くした審査員たちをうならせるような一品を限られた時間内でいかに作り上げられるか。熱い戦いになるのは間違いない。

フレンチといえば、学生時代にフランスへ留学した時、現地の人にとって「食」の捉え方が日本人のそれとはまったく違うことに驚いたことを思い出す。私が感じたフランス人にとっての「食」は、ただ単に作ったり食べることだけではない。作って誰かに喜んでもらうことであったり、あるいは誰かと一緒に楽しい時間を過ごすことであったり。つまり「食」とは他者と喜びを共に分かちあうということと同意義のようであった。

学生同士、友人知人、家族同士、老いていても若くても、男女とも、食事を作っては人を呼び、または一緒に食べに出かけ、語らい、楽しい時間を過ごす。滞在中、そういう場面を何度も見せてもらった。

コンクールではもちろん調理技術が競われるが、もしかしたら最後の決め手は、それを見る者、食べる者を喜ばせようとするシェフの気持ちがいかに審査員の心に伝わるか。そこにかかっているのかもしれない。(パクチー)

参考URL:
ボキューズドール公式HP http://www.bocusedorjapon.jp/news/index.html
メゾン・ポールボキューズ(東京・代官山) http://www.paulbocuse.jp/maison/
07年の本大会を舞台にしたスペインのドキュメンタリー映画「ファイティング・シェフ」
http://bishoku-movie.com/index.html

Advertisements

自由で活発な発言を歓迎します。

ただし書き込みをする際には、以下の行為は禁じられております。
・差別的なコメント
・フォーラムを荒らすような行為
・スパムメッセージ

このフォーラムの内容は欧州連合としての見解を示したものではありません。

December 2009
M T W T F S S
« Nov   Feb »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

Blog Stats

  • 282,953 hits
%d bloggers like this: