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がっかりの観光名所「人魚の像」は災難続き Denmark’s Little Mermaid Statue

Posted on: 2009/12/17

世界の名高い観光名所で、実際に見ると、「なーんだ。こんなものか」とがっかりするところがある。その「世界三大がっかり」は、一般的にシンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚の像といわれるが、このほかシドニーのオペラハウスやローマの真実の口を含めるといった諸説がある。ただ、どの「三大」にも人魚の像は入っており、その意味で“折り紙付きの”がっかり名所なのであろう。

 デンマークが生んだ偉大な童話作家、アンデルセンの作品に「人形姫」という物語がある。そのバレエ劇を王立劇場で見た同国の有名なビール会社、カルスバーグの2代目社長カール・ヤコブセンが感動、彫刻家のエドワード・エリクセンに依頼して、1913年にこの人魚の像を建てたという。

普通、人魚というと、上半身が女性、下半身が魚なのだが、この像は、ふとももも分かれており、より人間に近いのが特徴。大きな石の上に座った形で、身長はわずか80センチと小さい。多くの観光客は想像してものより小さめであるため、「なーんだ」の感覚を強く持ってしまうのだろう。

1964年、98年の2回にわたり、何者かによって首が落とされ、84年には腕がもぎ取られる被害に遭っているほか、2003年には爆破までされた。髪や全身をペンキで赤く塗られたことも数多い。なんとも災難に遭いやすい“女性”なのだ。表情が少し寂しげであるのは、こうした運命をはかなんでのことかも知れない。

コペンハーゲンは今年、しばしば大きな会議が開かれた。2016年のオリンピック開催地を決める会議、2010年サッカーワールドカップ(WC)の組み合わせ抽選会、さらには、気候変動に関する世界会議COP15も。オリンピック開催地は東京が外れてがっかり、日本が欧州最強国のオランダと一緒の組になったWC抽選会もがっかり。せめてCOP15では各国がしっかり温暖化対策の責任を確認し、がっかりにならない結果を出してほしい。(日暮らし)
 

http://chusan.cool.ne.jp/wadai/wadai54/wadai54-2.htm
http://www.nta.co.jp/ryoko/tourcon/2003/030220_1/
http://www.neko.dk/denmark/havfrue.htm

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