こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

香料として絶品なブルガリア「バラの谷」のダマスクローズ Bulgaria’s Prized Damask Roses

Posted on: 2010/03/18

国を象徴する花、国花に薔薇(バラ)を採用していることで有名なのは英国だ。王家がバラを紋章としていたことから、15世紀には薔薇戦争などと呼ばれる内乱もあったほど。だが、実はバラを国花にしているのは、この国だけではない。

イラン、イラク、サウジアラビアやモロッコの中東諸国、さらには同じヨーロッパの中でブルガリアやルクセンブルグもバラが国花である。特に、ブルガリアのバラはダマスクローズという品種だが、実はこれは化粧品業界、アロマテラピーの専門家の間では知らぬ者がないほど珍重扱いされている、この国の特産品である。

バラは世界中に2万種あるといわれ、多くは観賞用であるのに対し、ダマスクローズは、セントフォーリアとともに香料用として栽培される数少ない品種だ。ブルガリア中央のバルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈に挟まれた渓谷の中を流れる2つの川の流域が「バラの谷」と呼ばれ、ここが主産地である。

3世紀前にこの地に半野性のバラが持ち込まれ、乾燥した土壌と温度差の大きい気候が、淡い紅色をし、甘い香りを漂わせるバラを育んだ。もちろん、この背景には、バラを愛するブルガリア農民が品種改良を積み重ねた不断の努力があった。

ダマスクローズの花弁を釜で煮て、出てくる蒸留水を溜め、その液体の表面層を採取したものが最高級香水のローズオイル。これがシャネルやティファニーなど一流店で売られる香水の天然バラ香料の元になる。蒸留液の下層部はそのまま容器に詰められ、化粧水「ブルガリア・ローズウォーター」として売り出される。

この天然の化粧水は、バラの特性である殺菌・抗菌効果があって肌の清浄作用を果たすほか、保湿性がある。しかも甘い香りは不安やストレスを和らげ、アロマ効果も。まさに、シューと一噴きの香りが人を夢見心地に誘う。それでも価格はローズオイルに比べて廉価であるため、日本女性にもファンが多い。我が国とブルガリアとのつながりは、何もヨーグルトや琴欧州だけではない。(日暮らし)

http://blog.goo.ne.jp/kitteichiba-staff/e/10c067775e82abaf76dd8aa81535cb9e
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E8%8A%B1
http://www.kodawari-net.com/beauty/bulgaria_rose/index.htm

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