こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

第二次大戦中のデンマークにおける実話

Posted on: 2010/03/18

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ占領下におかれたデンマークで、二人の実在したレジスタンスを映画化した「誰がため」。本作品はデンマーク・チェコ・ドイツによる製作で、2008年度のデンマーク・ゴールデングローブ賞や、デンマーク・アカデミー賞を受賞している。

レジスタンスを貫き、戦い続けた―コードネーム“フラメン”と“シトロン”―を演じるのは、デンマーク人の俳優で世界的に活躍するトゥーレ・リントハートとマッツ・ミケルセン。二人の間に息づく呼吸から、レジスタンスに生きた貫徹さと、己の内側や家族など愛する人に向けられた人間性を感じる。

ドイツ国家警察が、どうしても捕まえたかった“フラメン”と、バディーのように共に生きた“シトロン”。状況や情報が交錯する戦火中において、自分たちが何のために活動してきたのか時に見失い、迷い、それでも、信念を貫いて進み続けた姿が印象深い。逃げ場がないほどに追われて自ら命を落とす“フラメン”と、銃撃戦の末に死亡した“シトロン”。それぞれ死の直前、目標を達成し得た実感は判然としなかったかもしれない。それでも、彼らは存在していたことが、この映画を通して見えてくる。1951年に米政府より二人には勲章、栄誉が与えられている。

第二次大戦中、中立国を維持した隣国スウェーデンには、デンマークからのユダヤ系市民の大半が逃れたという。デンマークやスカンジナビアの歴史に触れられる映画だとも思った。(くるみ)

http://www.alcine-terran.com/tagatame/

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