こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

フランスの映画制作 French Filmmaking

Posted on: 2010/06/17

先日(5月21日)、東京日仏学院で行われた松浦晃一郎前ユネスコ事務局長とカトリーヌ・コロナ ユネスコ・フランス政府代表大使との対談で、コロナ氏がディレクターを務める国立映画センターの話が挙がった。世界の中でフランス映画が“生き残っている”。その一役を担っているのが、国立映画センター(CNC)による助成制度だといわれている。このシステムは、民間と公共の協力によって成り立っており、映画という特殊な公共セクターにおける成功例とされる。そのため他国に同じような制度を移転できるかは不明な、あくまでもフランスで成功したケースだとされている。

映画の興行収入の一部が税金として、CNC基金に充てられる。モバイルでコンテンツにアクセスしても同様に税金が課せられる。CNCは映画業界のプロが運営し、税金を“支援金”として映画制作のあらゆる段階から配給まで助成している。その複雑な制度と、プロによる資金分配のおかげで制作一連のレベルが維持されているというものだ。フランスではインディーズ映画が多いが、その存在を残しているのもCNCの功績だろう。外国映画もCNCの支援対象となっている。年間200本の映画が制作され、人口7千万人で2億人の観客動員数を誇っているのだからその業績がめざましい。

対談の司会を務めた古賀太日本大学芸術学部映画学科教授によると、日本では、制作費の6割が興行収入から充てられているが、日本映画、外国映画に関わらず、収益として業界の中で資金を回すことで、それはそれで上手くいっているようなのである。(くるみ)

東京日仏学院
http://www.institut.jp/

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1 Response to "フランスの映画制作 French Filmmaking"

Thank Science Engineering

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