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作品を通してみるルノワールの人生観 Radiant Humanity in Renoir’s Works

Posted on: 2010/09/08

先日、美術館で印象派の絵画を観た帰り、以前からほしいと思っていた絵画をついに買ってしまいました。ルノワールの『ピアノに向かう二人の若い娘』です(もちろん複写版)。

ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir 1841年~1919年)の作品の中でもよく知られている作品で、二人の少女が楽しそうにピアノの楽譜を読んでいる場面が描かれいて、観ていると、少女たちの笑い声やピアノの旋律まで聞こえてきそうです。

この作品に限りませんが、ルノワールの絵の特徴の一つとして挙げられのが、とても幸せそうな雰囲気が描かれていること。海辺で遊ぶ子供たち、舞踏会で踊る男女、部屋に座って話をする母と娘達・・・どれも何気ない生活のある一場面ですが、柔らかい筆致と色合いで、優しく微笑んでいる人物が描かれていて、その場面のまわりを過ぎていくゆったりとした温かい時間の流れが感じられます。

ルノワールは、当時の多くの画家同様、若い頃は裕福ではなく、友人の家に居候をしながら描き続けていたそうですし、50代後半からはリウマチに苦しんだそうです。彼のその時々の状況がどうであったにせよ、それでも彼が絵に表現したのは、普通の生活の中にある幸せの一場面。作品を観ていると、作家の人生に対する希望や憧れ、そして「それでも人生は美しい」という気持ちが伝わってくる気がします。(パクチー)

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