こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

「英国王のスピーチ」を見て Watching The King’s Speech

Posted on: 2011/03/11

 人前で話すことが苦手な人は少なくないと思う。かくいう私もその一人。なるべく人前で話しをしないようにといつも逃げ回っている。でも、それが一国の国王となれば、そうはいかないだろう。

 第83回アカデミー賞で、作品賞をはじめ、主演男優賞、監督賞、脚本賞に輝いた映画「英国王のスピーチ」は、現在の英国エリザベス女王の父上、ジョージ六世が主人公。子供の頃から吃音に悩まされて苦労してきた国王は、夫人のエリザベスに後押しされるように、言語聴覚士ライオネルの治療を受けることになった。このライオネルは、ジョージ六世を呼び捨てにし、対等な立場で治療を施そうとする。しかも、その治療は床を転がりまくったり、大声で罵詈雑言の言葉を発しさせたり、と奇妙なものばかり。ライオネルの無遠慮な態度に、ジョージ六世は最初は反発を覚えていたが、次第にライオネルを受け入れ、信頼する仲に発展していった。

 映画のクライマックスは、ジョージ六世による、ドイツに対する宣戦布告(1939年)のスピーチの場面だ。ラジオ放送のマイクの前に立ち、演説を始めるまで、見ている者はハラハラするだろう。私も思わず「ジョージ六世、がんばれ!」と言いたくなってしまうほどだった。結果的に、国王は英国国民に向かって、一致団結を促し、そして皆に勇気を与える名演説を行った。

 派手な演出やアクションシーンは無いが、それでも最後まで飽きずに見られたのは、これが史実であり、また一人の人間がプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、困難に立ち向かっていく真摯な姿に、心を打たれるからだと思う。いい映画だった!(モコちゃん)

映画「英国王のスピーチ」公式サイト
http://kingsspeech.gaga.ne.jp/

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