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イースター前のクレープ・パーティ Pre-Easter Crepe Party

Posted on: 2011/03/29

  • In: Food | Lifestyle
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フランスに住んでいたことがある英国人夫妻に、クレープ・パーティの招待を受けたことがある。
そば粉のクレープ(ガレット)と小麦のクレープの二種類を、何十枚も夫婦で焼いていた。何事なのかと思えば、今日は「クレープ・パーティ-なのよ」とその意味を教えてくれた。

このクレープ・パーティはフランスの習慣で、一説によると、クレープは神様の穀物で、丸い形が日輪に由来して、太陽を表し、復活祭の40日前にクレープでお祝いするのだそうだ。イースターは日本ではあまり馴染みがないが、さまざまな大きさのイースターエッグが街に並び、お祝いするのは知っていたのだが、クレープ・パーティはそのときはじめて知った。

クレープはもともと、フランス北西部のブルターニュ地方が発祥の料理。もとになったのは、そば粉で作ったガレット(galette)だ。日本でもガレットは人気だが、クレープといえば、小麦のクレープが一般的なのかと思っていたら、もとはそば粉のクレープ(ガレット)が先のようだ。

当時、ブルターニュ地方は土地が貧しく気候も冷涼であるため、小麦の栽培が困難でそばが常食であり、そば粥やそばがきにしていたそうだ。そして、ある時、そば粥を偶然焼けた石の上に落としたところ薄いパン状に焼きあがる事を発見し、そば粉を焼いてパン代わりに食べるようになったといわれている。石で焼いた事から仏語で小石を意味するガレ(galet)にちなんでガレットと名づけられたというのが通説らしい。

その日は、何十枚も焼けたクレープに、自家製のパテや、チーズ、野菜など、さまざまなトッピングが用意され、みなでおいしいワインとおしゃべりでクレープを何枚も食べ続けた。あんなにクレープを一度に食べたことはない。ちょうど3月の中旬ころだろうか。ちなみに、クレープを焼くには専用の平たいクレープパンが必要なのだが、日本では業務用の鉄板はみかけるが、家庭用のクレープパンはあまり見かけたことがない。一枚もっていると便利ですよ。(ケリー)

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