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「レンブラント」はファーストネーム “Rembrandt” Was His First Name

Posted on: 2011/06/17

東京・上野の国立西洋美術館の特別展「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」に行ってきた。だいぶ前にチケットを入手していたが、気づけば展示会の最終日が翌日に迫っていた。最終日当日の朝、JR上野駅(公園口)の改札を出て上野公園に入り、開館を待ちわびる長蛇の列に加わった。同展示会に出品されたレンブラントの作品は、『自画像』などの版画が中心だった(多くは西洋美術館やアムステルダム・レンブラントハウスに所蔵)。意表を突く訳ではないが、ここではレンブラントの作品ではなく、彼の名前について書きたい。

言うまでもなくレンブラントは17世紀オランダの大画家で、その代表作『夜警』(アムステルダム国立美術館所蔵)は世界で最も有名な絵画の一つだ。しかし、「レンブラント」が実はファーストネーム(名)であることは、意外に知られていない。ちなみに、レンブラントのファミリーネーム(姓)は、ファン・レイン(van Rijn)である 。

レンブラント・ファン・レインがファーストネームである「レンブラント」で広く知られるようになったのは、彼が自分の作品に「レンブラント」とだけ署名したことが非常に大きかった、というのが通説だ。レンブラントはラファエロやミケランジェロといったイタリアの偉大な先人たち――彼らもファーストネームで世界中の人々に知られている――に倣った、と指摘する研究者もいる。

26、7歳のとき、レンブラントはRembrant(オランダ人の一般的な男子名)にdを加え、Rembrandtと署名することを始めたという。オランダ版オンライン・エンサイクロペディア「ENCYCLO」によると、Rembrandtには「剣術指南」という意味が含まれているそうだ。「ファン・レイン」よりも「レンブラント」のほうが響きが勇壮でインパクトもあると常日頃思っていたところに今回「レンブラント」の意味を知り、「なるほど!狙っていたな」と一人で合点した。
(じょぎんぐまん)

レンブラントハウス(アムステルダム)
http://www.rembrandthuis.nl/cms_pages/index_main.html

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