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Posted on: 2011/09/05

ドイツのフリードリヒ・エーベルト財団(FES)をご存じだろうか?
新聞社がドイツに関する特集を組む時などに、このシンクタンクの調査結果が引用されることがあるので、名前ぐらいは知っている人がいるかもしれない。

日本での知名度はあまりないかもしれないが、ヨーロッパでは知らない人がいないくらい有名なシンクタンクだ。ボンとベルリンに本部があり、100カ国を超える国々で活躍するドイツで最大の政治系財団である。毎年、3000件を数える教育プログラムやシンポジウムが開催され、ドイツ国内だけでも20万人以上が参加している。

財団名にもなっているフリードリヒ・エーベルトという人は、ドイツ初の民主的な選挙で大統領となった政治家。馬具職人の修行中に労働組合活動に身を投じ、国家の最高指導者にまで登りつめた立志伝中の人物である。FESは、ドイツ社会民主党の党首だった彼の政治的な意志を継いで1925年に設立。ナチスに一時活動を禁止されたが1947年に再興され、現在に至るまで社会民主主義を守るための活動を行ってきた。

東京事務所は1967年に開設され、「国際対話」をメインテーマに日独対話の促進に貢献してきた。昨年に行われた興味深いシンポジウムを紹介すると、「政治、経済、文化から探るヨーロッパと日本の女性のエンパワーメントの挑戦と可能性」や「日独関係史における相互認識:想像、イメージ、ステレオタイプ」などがある。
今年は、エネルギー政策に関する日独対話を6月に行っている。FES では3年前からこのテーマに取り組んできたが、3.11を受けて「福島原発事故後の原子力の未来」というシンポジウムを開催した。10月には独仏歴史教科書や日中韓3か国共通の歴史教材などの国際教科書について話し合う会議や、3.11後の報道や危機管理のあり方を探るシンポジウムが開催される予定だ。
現在は日独交流150周年で様々なイベントが行われているが、これを機にFESのシンポジウムやワークショップなどに参加してみたらどうだろうか。(ロニ蔵)

フリードリヒ・エーベルト財団
http://www.fes-japan.org/?page_id=977&lang=ja

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