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オランダとの協力で保存されるスリランカの歴史的地区 Sri Lankan–Dutch Cultural Cooperation Programme

Posted on: 2011/09/13

スリランカ南端の町、ゴールはその要塞とともに、1988年からユネスコの世界遺産に指定されている。この夏休み、要塞の中の小さな通りを歩きながら、小さくも個性ある古い個人宅の建築に魅了されていた。そして、ふと修復された家々にパネルが貼ってあることに気がついた(写真)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴール遺産財団による街並み保存の取り組みは、スリランカとオランダ政府との文化協力プログラムの下に行われていた。

スリランカは、シナモン、紅茶などの産地で、貿易の要所としてヨーロッパとのつながりが長い。ゴールは、14世紀にアラブ人商人の往来により貿易港として発展、16世紀にポルトガルが支配した際に砦が築かれた。その後、17世紀初頭のオランダ東インド会社の上陸でオランダがポルトガルを追放し、この要塞の中に都市を建設した。オランダの支配は140年続き、英国東インド会社が18世紀末に上陸すると、1948年にセイロン国として独立するまで、英国の植民地となる。

ゴールの要塞の中は子ども達の遊び場でもある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、この要塞内の通りに住むのはイスラム系スリランカ人が多いそうだ。中東との間で宝石商を営む比較的豊かな層だと聞く。オランダが宗主国時代の歴史遺産として修復・保存に協力し、ゴールは今も昔の姿を残す。そして訪れる人は、その歴史の一部を感じ取ることができる。案内してくれた友人は、きれいに観光地化されすぎているとぼやいていたけれど。     
(みかん、写真も)          

オランダ改革派教会内部。同じ通りにある英国の教会とは趣が異なる

              

オランダ改革派教会は2004年に修復作業が完了した

                                                                              

 

修復された個人宅の一つ

 

 

 

 

 

 

(参考資料)
Centre for International Heritage Activities
Sri Lanka Tourism
スリランカの世界遺産

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