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イタリア商工会議所が、新しい試みを始めた。これまでは、日本企業対イタリア企業の通商関係の促進が主な活動であったが、今回、一般消費者向けにイタリア企業や商品を知ってもらうためのイベントを企画したのだ。

その名はV.I.V.I。Viva Italia, Vivi Italia!の頭文字を取ったもので、「イタリア万歳、イタリア体験!」という意味だそうだ。食品・ワインから、骨董品まで、取扱各社から直接話を聞きながら、商品を手にとって見ることができる。場所も、有楽町駅から銀座方面に向かう人通りの多いところにあり、買い物客が足を止めるにはちょうどよい。

今回の試みがうまくいけば、今後も継続してイタリア企業や製品を紹介していきたいと主催者。すでに、日本にはイタリア製品が溢れているが、使い方や組み合わせ方も含めて、イタリアを紹介していきたいとのことだ。開催日2日間は寒空のマーケットとなったが、来年2011年の日本におけるイタリア年に向けて、主催者の意気込みは熱い。2011年はイタリア統一150周年で、さまざまな催しが予定されている。

(みかん、写真も)

在日イタリア商工会議所 http://www.iccj.or.jp/index.php

V.I.V.I http://www.iccj.or.jp/ueventdisplay.php?eventid=431

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東京のイタリアンレストランElioのオーナー、エリオ・オルサーラ氏と輸入業ロイヤルティレニアン社代表のエリカ・ボリーレ氏が「VERA ITALIA」という通信販売サイトを立ち上げた。

イタリア大使館で行われた記者発表では、大使や2人の挨拶とあわせて、ウェブ・マーケティング会社FICC代表の荻野英希氏より、このサイトの重要性について説明があった。テレビ数局、新聞数紙、雑誌数百誌の時代から比べると、インターネットサイト数はざっと3万と消費者の情報量が飛躍的に増えた今日。

消費者が膨大な情報を処理するために、検索エンジンの力は大きい。ところが、本物志向でイタリア料理好きの日本人消費者が、イタリア食材を検索しても上がってくるのは日本の食品会社の製品ばかり。そんな消費者のニーズを満たしてくれるのがこの通販サイトだ。

一方で、イタリアの中小企業にとっても日本市場に進出するまたとない好機だ。家族経営など小規模で伝統的手法で手作りにこだわる生産者は、世界市場向けにマーケティングを行う余裕はない。オルサーラ氏とボリーレ氏が産地まで足を運び、品質を確かめた本物のイタリアの味が、複数の仲介者を通すことなく日本に届き、自宅の食卓で楽しめるという仕組み。

ウェブサイトには、生産者や生産地情報に加え、商品を使ったレシピやイタリア人によるレビューも掲載している。これからの時代にふさわしいビジネスの手法だと将来性を感じた。

(みかん、写真も)

写真説明:
食品だけでなく、ジュエリーやベネチアングラスなどの商品を通じても、イタリアのライフスタイルを紹介する。商品の種類も少しずつ増やしていく計画だ

Vera Italia http://www.veraitalia.jp/
Elio Locanda Italiana http://www.elio.co.jp/restaurant/
FICC http://www.ficc.jp/
在日イタリア大使館 http://www.ambtokyo.esteri.it/ambasciata_tokyo

東京・九段にあるイタリア文化会館をはじめて訪れた時、真っ赤にそびえる斬新な建物に目を奪われました。鮮やかな色に感動し、イタリアのセンスはさすがだな、と感心したのを覚えています。ファッションの発信地・表参道の目抜き通りにあるニットブランド「ミッソーニ」も、くっきりした幾何学模様のマークが印象的です。

ミッソーニは1953年、イタリアのオッタヴィオ・ミッソーニとロジータ・ミッソーニ夫妻が設立しました。元々、編み機4台からスタートしたのだが、編み機がストライプしか編めないものだったので、ストライプ柄と幾何学模様だけとなり、結果的にミッソーニの商品のトレードマークになったそうです。もうひとつの特徴は美しい色彩。様々な色の組み合わせのタオル、カーディガン、カーペットなどの製品は、日々の生活を楽しませてくれます。

幾何学模様や美しい色彩のニット製品が爆発的な人気を呼んだミッソーニ。1998年から両親の跡を継いで、息子のヴィットリオさんが経営を担い、娘のアンジェらさんがレディス部門のデザインを担当、二男のルカさんはメンズデザインを担当しています。親から子へ、ミッソーニの伝統は受け継がれているのですね。(モコちゃん)
 
ミッソーニ(英語版)
http://www.missoni.com/ing.html

400年前、ルネサンス終焉の時期に写実描写的作品を生み出したミケランジェロ・メリージ・ダ・カラバッジョは、イタリアバロック絵画の先駆者となり、残された名画は光と影によるコントラストで知られる。映画「カラバッジョ 天才画家の光と影」は、まさに彼の人生と作品を描いている。

音楽、映像制作にもイタリアの才能を結集させ、アート感だけでなく、時代背景も十分楽しめる映画となっている。監督はアンジェロ・ロンゴーニ、音楽はアカデミー賞を3度受賞したヴィットリオ・ストラーロ、音楽は「イル・ポスティーノ」でアカデミー賞を受賞したルイス・バカロフが担当。ローマ美術監督局最高責任者のクラウディオ・ストリナーティと美術史家マウリッツオ・マリーニが監修した。主役のカラヴァッジョはアレッシオ・ボーニが演じている。

絵に「光」を取り込むことになった秘話のシーンや、新教皇に献呈する「ロレートの聖母」を描くのに愛する女性をモデルにしたことを咎められてローマから流転するシーンに、光と影が映像に効果的に用いられている。

カラヴァッジョは、聖人も人間と考え、「聖マタイと天使」を描き、教会から拒否されている。このため、彼が描写する絵からは、“世俗的な人間”“聖人”、どちらともつかない人間のイメージを感じることができる。

映画の最後はゲーテの一説でまとめられている。その言葉とは、「カラバッジョが苦悩した、短い生涯で制作された作品は永遠性を持っている」。(くるみ)


先日、イタリア貿易振興会主催の「ワインと建築-両者の融合」展へ行ってきた。行く前は一体どんなものなのか想像できなかったが、これが結構面白かった。

会場は、パネルの展示と空中からいくつものワインがぶら下がっているというインスタレーションアートの空間のみ。しかし、このパネルをじっくりみると実に面白い。

11か所のワイナリーの写真と説明があるのだが、写真は、「ワイナリー」という言葉で想像できるものとはまるで違う。美術館やテーマパーク、きれいに整備が行きとどいた公園のようで、それらはまさに著名建築家が建てた「ワイナリー」という種類の芸術作品だ。


多くのワイナリーが観光客を受け入れるようになり、「観光」としてのワイナリーめぐりは今ではめずらしくなくなった。それがさらに進化し、最近のイタリアでは、著名な建築家に建家を造ってもらうワイナリーが増えているのだそうだ。

ワイナリーだけでも十分足を運ぶに値する場所だが、加えて素晴らしい建造物まで見られるとなれば、ますます多くの人たちを惹きつけるに違いない。ワインと建築の融合―その取り合わせは、今後一般的に知られることになるだろう。(パクチー)

参考URL: 
ワイナリー11件の外観: http://www.ice-tokyo.or.jp/net_prodotti/cantinedautore/index.html
建築をワイン両者の融合: http://www.design-center.co.jp/events/index.html

イタリアの首都であり、同国最大の観光地でもあるローマを舞台にした映画は数多いが、中でも最高の傑作が「ローマの休日」とすることに異論はなかろう。この映画は1953年に作られたものだが、クラシック音楽のような深い味わいを持ち、何年たっても色あせない。
この映画で、小生がずっと疑問に思っていたことがあり、今回、改めて調べて見た。すると、「なーんだ、そんなことか」と、その単純さに苦笑してしまった。

例えば、スペイン広場。イタリアなのになぜ「スペイン」と呼ばれるのか―。これは簡単な理由、間近にスペイン大使館があったからだ。また、階段状なのに、なぜ広場なのか―。これも単純。「スペイン広場」とは噴水のある比較的狭い面積の平地側のことで、丘の上にあるトリニタ・ディ・サンクティス教会に続く広々とした階段は、実は「スペイン階段」と呼ばれている。

映画では、オードリー・ヘプバーン扮する王女がここでイタリア・アイスクリームのジェラートを食べるシーンが出てくる。それ以後、多くの観光客がジェラート食いを真似るため、その残渣がごみとなって問題になり、今ではこの広場、階段での飲食は禁止された。映画の中身を追体験できないのは、ちょっと残念でもある。

石に刻まれた海神トリトーネの口の中に手を入れ、嘘突きは手が食われるという 「真実の口」。映画の中で、記者役のグレゴリー・ペックが恐る恐る手を入れて、手首が消え、これにヘプバーンが驚くシーンがある。このときの彼女の演技は真に迫るものがあった。

当時、新人女優だった彼女にしては見事と感心していたが、実は、このシーンは事前に彼女に詳しいコンテを知らせず、ペックが袖口に手を入れ、手首が本当になくなったように見せたので、彼女は単純に驚いてしまったのだという。迫真の演技をしたのはむしろペックの方だった。(日暮らし)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E9%9A%8E%E6%AE%B5
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%BC%91%E6%97%A5

東京・上野にある国立西洋美術館で開催されている『古代ローマ帝国の遺産』展に行ってきました。同展は、大きく3つのセクションに分かれていて、順に「帝国の誕生」、「アウグストゥスの帝国とその機構」、「帝国の富」がテーマ。ローマ帝国を築きあげていった偉人たちの彫像や、フレスコ、豪華な宝飾品、インフラが整備されていた水道システムの一部などが各テーマに合わせて展示されています。

今回の展示会で、私が特に面白いと思ったのは、セクション3にあるポンペイの壁画。ナポリ近郊にあった街・ポンペイは、西暦79年に、火山の噴火により、火山灰に埋もれて街自体が消滅してしまいましたが、それまでは、ローマ人の余暇地として栄えていました。

そのポンペイの街中の邸宅から見つかった庭園描写の壁画が展示されています。一部ははがれ落ちていますが、草花の模様ははっきりとわかります。また、展示室の奥にある映写室では、最先端のコンピューター・グラフィックス技術を駆使、前述の壁画が元の家の壁に復元されているようなリアルな映像が映し出されています。壁画の素晴らしさ、そして壁画が置いてある部屋の素晴らしさは、私の想像をはるかに超えていました。

かつてこの壁画があった部屋は、燦々と光が降り注ぐ本物の庭へとつながっており、まるで楽園のような、大変居心地のよさそうな空間です。今より約2000年も前のイタリアの生活の豊かさや芸術性の高さに改めて深く感じ入りました。(パクチー)

参考URL:
『古代ローマ帝国の遺産』HP http://roma2009.jp/index.html
『日本におけるイタリア年2009』HP http://blog.excite.co.jp/italiainjp/
国立西洋美術館HP http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html


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