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渋谷の美術館で、『ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景 コロー、モネ、シスレーからピカソまで』展が開催されている。展示会名からもわかるように、日本でもよく知られている画家の絵が展示されており、素晴らしい。その他に、ストラスブールを拠点に活動した画家によるアルザス地方の風景が描かれた作品も何点かある。縁があり、ストラスブールに暮らしたことがある私はむしろそれらの風景に見入ってしまった。

アルザスは、フランスの北東部に位置し、ドイツとの国境に南北に細長い形をしている地域。その地理的理由から、独仏抗争で時にはドイツ領になったりフランス領になったりした過去を持つ。ある日本の国語の教科書に、アルフォンス・ドーデ著の『最後の授業』という話が載っている。あの話はアルザスが舞台で、フランス領からドイツ領に変わる前に行われたフランス語での最後の授業のお話だ。

ストラスブールの大聖堂

展示会の絵の中に、ストラスブールの大聖堂とその周辺の様子が描かれた一枚がある。
ストラスブールはアルザス地方の中心都市だが、ライン河からわずか数キロメートル離れたところに位置し、ローマ時代から交通の要所として栄えた歴史ある街だ。市内には、フランスというよりドイツを感じさせる建物が立ち並ぶ。そんな街のシンボルが、高さ142メートルの高さの塔が立つノートルダム大聖堂だ。階段で塔の上まで行くと、内陸側にヴォージュ山脈とドイツ側に黒い森が見渡せる。

展示会の別の絵には、アルザス地方に長く伸びるヴォージュ山脈が描かれていた。
ストラスブールは人口約26万人の文化都市だが、街から車をわずか10分ほど走らせると、見渡す限り青い空とブドウ畑が広がる田園風景となる。この地方は、白ワインの産地としても知られている。ヴォージュ山脈に平行するように、ストラスブールから南に延びる「アルザスワイン街道」と呼ばれる道があり、その街道の途中には、まるでおとぎ話にでてくるようなかわいらしい家が建つ小さな村が点在する。

アルザス地方には、どこを見てもそのまま絵画にできるような美しい風景が広がっている。展示会の絵をみて、ドイツとフランスの国境にある自然豊かな地方のことを思い出した。(パクチー)

Bunkamura HP:
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_10_strasbourg.html

Allaboutアルザスワイン街道
http://allabout.co.jp/travel/travelfrance/closeup/CU20061202A/

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フランス・パリから東に500キロほど離れた、ドイツとの国境に近い街、ストラスブール。アルザス地方にあるこの街には、毎年クリスマスの時期になると、国内外から200万人以上もの人が訪れます。みんなのお目当てはというと、それは、マルシェ・ド・ノエル(クリスマス市)。

東京国際フォーラムでのマルシェ・ド・ノエルの様子

フランスでは、この時期になると街や村にも飾り付けがされ、イルミネーションも点灯、みんなのクリスマス気分が一気に盛り上がります。ストラスブールのクリスマス市はフランス国内でも最大級で、市全体がにぎわい、観光客もクリスマススピリットで満たされます。

東京国際フォーラムでのマルシェ・ド・ノエルの様子

開催期間は毎年11月下旬から12月31日までの1ヶ月間。ストラスブール大聖堂前やオペラ座前の広場には、木でできた小さな山小屋風のお店が軒を連ねます。クリスマスのオーナメント(装飾品)が売られ、アルザス地方の名物料理タルト・フランベやクグロフなどを出すミニレストランも。見て買って食べて楽しめる場所なのです。

マルシェ・ド・ノエルの歴史は古く、なんと1570年から400年以上も続いています。アルザス地方の人々はもちろんのこと、フランスの他の地方の人々やドイツなど周辺国の人たちも毎年楽しみにしており、今では12月に欠かせない伝統的なイベントとなっています。

東京国際フォーラムでのマルシェ・ド・ノエルの様子

ストラスブールはフランスの中でも寒いといわれる街で、特にクリスマスシーズンはマルシェ・ド・ノエルを歩きまわっていると体が冷えてきます。そんな時、体を温めてくれるのがヴァン・ショー、つまりホットワイン。赤ワインに柑橘類やシナモンなどを入れて加熱したもので、芯から体がぽかぽかしてきます。

このマルシェ・ド・ノエル、今年東京にやってきました。フランス国外では初開催だとか。本場に比べるとかなりかわいらしい規模ではありますが、雰囲気は十分楽しめそう。有楽町の東京国際フォーラムの広場で12月25日まで開催されています。興味のある人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。ホットワインもありますよ!(グルマンディーヌ)

参考URL:
マルシェ・ド・ノエル(東京)公式HP: http://www.t-i-forum.co.jp/noel/
マルシェ・ド・ノエル(ストラスブール)公式HP:
http://www.noel.strasbourg.eu/
ストラスブール観光: http://www.otstrasbourg.fr/

日本とEU議員会議の30周年と歴史は古い。しかし、日本ではあまり知られていないのも事実。欧州議会は現在、議員総数785人、国別ではドイツの99人を筆頭に、英、仏、伊3カ国が78人で2番目、スペイン、ポーランドが54人でそれに次ぐ。一番少ないのはマルタで5人だ。今年6月の議会選挙では定数が是正され732人になる。

政党別では(2009年2月現在)、最も多いのが、欧州人民党・欧州民主グループで288人、欧州社会主義グループ(欧州社会党とも分類される)が217人で第2の会派。緑の党・欧州自由連合は43人で、党派別では5番目の勢力となっている。

議会の本会議場は、フランス北部のストラスブールにある。事務局本部はルクセンブルクに置き、欧州委員会や欧州連合理事会との連携もあって、ブリュッセルで総会の一部や委員会を開き、事務局の支部も置いている。本会議は、1年間に12回開かれる。

しかし、本会議場の場所をめぐっては長い論争があった。欧州議会内には、欧州連合理事会や欧州委員会との連携を考え、ブリュッセルでの総会開催を集中させようとする動きがあった。しかし、そうなると欧州連合の主要機関がなくなってしまうフランスが強く反対、1997年には欧州司法裁判所でエディンバラ議定書にある通り、総会はストラスブールで年12回開催されなければならないとする判決が出るまでの騒ぎになった。
とはいえ、ストラスブールは歴史のあるシックな街だ。語源はドイツ語で「街道の街」であり、交通の要衝として栄えた。ライン川のフランス最大の河川港都市であり、交通の便の良さから商工業が盛ん。近世初頭にドイツが混乱した頃には、モーツァルト、パストゥールなども人生の一時期をこの地で過ごした。(続く)

欧州
http://www.deljpn.ec.europa.eu/union/showpage_jp_union.institutions.institutions02.php

ストラスブール
http://jp.franceguide.com/home.html?nodeID=206


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