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Posts Tagged ‘チベタン・マスティフ

    前回に引き続き、犬について考える。

   我が家のシュウと同じ、チベット原産の犬でチベタン・マスティフという犬がいる。かつてアレキサンダー大王の大遠征に同行した犬といわれ、現在のマスティフ犬種のルーツといわれている。昔チベットでは、王宮内の守りはラサ・アプソ、王宮外の守りはチベタン・マスティフが担っていたそうだ。

   さて、犬という動物、言葉の世界ではその意味が文化や環境によって変化するようで、常にトモダチ、イイ奴というわけにはいかないようだ。犬が人類にとって、あまりに身近な存在だからだろうか。

 以下に英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語でできるだけ重複しないように、犬に関する語、ことわざなどを数例挙げてみる。

      <英語>
Every dog has his day.(だれでも栄えるときがある)
Give a dog a bad an ill name and hang him.(悪評をとったら最後)
Let sleeping dogs lie.(眠っている犬は寝かしておけ:やぶをつついて蛇をだすな)

 <フランス語>
Qui me amat, amet et canem meum.(私を愛する人は私の犬も愛する:あばたもえくぼ)
Qui veut noyer son chien l’accuse de la rage.(犬を溺死させたい者はその犬を狂犬病だという:理屈と膏薬はどこへでもつく)
les chiens écrasés(車にひかれた犬:新聞の三面記事)

 <ドイツ語>
Auf den Hund kommen.(犬に乗る:落ちぶれてしまったさま)
Den letzten beißen die Hunde.(最後の人は犬に噛まれる:他の人より遅く行動する人は罰を受ける)
Hundemuede(猟犬のように走り回って、クタクタに疲れ果てる)

 <スペイン語>
Al perro flaco no le faltan pulgas.(やせ犬にはノミがたかっている:泣きっ面に蜂)
Atar los perros con longaniza.(ソーセージで犬をつなぐ:他人の羽振りの良い様子を皮肉っぽく表現したもの)
El perro con rabia, a su dueno muerd.(怒り狂っている犬は、主人さえも噛む:激怒している者は正常でない、大変危険なようす)

 <イタリア語>
Essere come cani e gatti.(犬猫の仲:犬猿の仲)
Can che abbaia non morde.(吠える犬はかまない)
Fortunato come un cane in chiesa.(運が悪いことを嘆く)

 

 これらは、ほんの一部でしかないが、人間と犬の長い交流の歴史を感じ取れる気がする。
                                                                                    (ばんどうたろう)

 

・社団法人ジャパンケンネルクラブのラサ・アプソに関するページ
http://www.jkc.or.jp/modules/worlddogs/entry.php?entryID=159&categoryID=9

・社団法人ジャパンケンネルクラブのチベタン・マスティフに関するページ
http://www.jkc.or.jp/modules/worlddogs/entry.php?entryID=49&categoryID=2

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