こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

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公の場の屋内喫煙に対する規制が厳しくなっているヨーロッパ。規制がないのは、もはやスロバキアとルーマニアだけで、緩いとされるドイツも州によっては厳しい規制がある。

ただし建物の外で吸うには問題がない。したがって法規制のある国では、オフィスで働くスモーカーたちは一服しに外に出なければならない。職場が高層ビルの上階ともなれば、エレベーターの上り下りも含めて、下手をすると10分はデスクを離れることにもなる。これを6回繰り返せば1時間。経営者にとっては頭の痛い問題だ。非喫煙者からは不公平だという声も上がる。

これに厳しく対処したのが、ベルギーのフランス語圏(一部ドイツ語圏)ワロン地域のお役所。ベルギーは隣のオランダやフランスに比べると法の規制が緩いのだが、8月から役所内の通達として、タバコを吸いに外に出る職員にタイムカードの刻印を義務付けたのだ。同国のフランス語夕刊紙「ル・ソワール」が報じた。

当然ながら、「コーヒーならいいのか? トイレが長くてもいいのか? 勤務中の私語のほうがよっぽど問題じゃないか!」とスモーカーからは激しい反発が巻き起こっているという。一方、非喫煙者は「不公平が解消された」と喜んでいるかというと、さにあらず。「これは管理と抑圧以外の何物でもない」と個人の自由の制限に懸念を示す。

ただし現時点では、実際にスモーカーがちゃんとタイムカードを押しているかチェックするまでには至っておらず、あくまで自己申告。こっそり吸って何食わぬ顔でデスクに戻る職員が多いようだ。(ル・ジュスティシエ)

オーストリアは北海道とほぼ同じ大きさの約84,000m2。しかし、自国語の表記Österreich(東の帝国)が示すように、かつては名門ハプスブルク家がヨーロッパの大半、さらに中南米にまで及ぶ大帝国として栄えた。

その名残が、今も国民生活に今も大きな潤いをもたらしている。首都ウィーンの面積の半分が緑地帯で、いずれも美しく手入れされ、市民の憩いの場所になっている。中心部の東隣にあるプラーター公園はもとは貴族の狩猟場であり、映画『第三の男』に出てくる有名な大観覧車も一角の遊園地にある。

年間670万人も訪れるシェーンブルン宮殿は、ハプスブルク王朝の歴代君主が離宮として使用し、庭園群を含め世界遺産に登録されている。全1,441室あるが、観光客に公開されている2階部分以外は、なんと賃貸住宅として貸し出されている。公務員であることが入居の条件であるが、100m2の2LDKで、家賃は日本円で47,000円と、大変お手頃!

美術史美術館はハプスブルク家が400年間にわたり各地の領土から集めたコレクションが中心。なかでもブリューゲルの傑作の数々は1室に集められ、圧巻である。市内に数多くある美術館の中でも最近注目されているのが、2001年にオープンしたレオポルト美術館。ミュージアム・クォーター・ウィーンの中でも入館者数が一番多く、オーストリア表現主義の巨匠エゴン・シーレの世界最大のコレクションを有する。

東京でも生き続けるウィーンがある。山手線の利用者は気づいているかな、恵比寿駅の発車メロディに『第三の男』の曲が採用されている。(マイケル尊王寺)

オーストリア・ウィーン旅行記、観光ガイド
http://www.austria-ryokou.com/

オーストリア政府観光局公式サイト
http://www.austria.info/xxl/_site/jp/_area/540352/home.html

レオポルト美術館
http://www.leopoldmuseum.org/index_en.html


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