こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

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朝仕度の最中、テレビから「山梨県のワイナリーが、EU向け甲州ワインを国内で販売するためのプロジェクトチームを結成」というニュース(NHKニュース「おはよう日本」2011年7月27日放送)が流れたので、手を止めて画面を見入ってしまった。
「ヨーロッパで活躍中の日本のワインが国内でも飲める?!」と強い興味を覚え、さっそくプロジェクトチームの一員であるアルプスワイン株式会社の前島純さんに話を伺った。

このプロジェクトチームは、山梨県のワイナリー5社(アルプスワイン株式会社、勝沼醸造株式会社、白百合醸造株式会社、本坊酒造株式会社、大和葡萄酒株式会社)からなる。5社は甲州ワインを世界に広めようと同県内のワイナリーで結成されたKOJ(Koshu of Japan)の新旧メンバー。KOJでは、甲州ワインのEU諸国での販売を目指す3年プロジェクトを実行中で、2年連続でロンドンで試飲会を開くなど精力的に活動している(2012年が最終年)。

EUで(域外の)外国産ワインを販売するには幾つものハードルをクリアしなければならない。そのうちの一つが、ワインに使用するぶどうである。2010年4月、「甲州」ぶどう(甲州ワインの原料)がワイン用ぶどうとして世界レベルで認定され、国際登録された。喜びで沸くKOJは、EUへの売り込みに一層情熱を燃やしている。
かねてから「EU向けのワインを日本でも飲みたい」との要望や問い合わせが来ていたが、2011年3月、上記の5社が国内販売に立ち上がった。このたび県の審査も通ったので、メディアなどへのPRも本格化させたとのことである。

EUと日本ではワインラベルの必要記載項目がかなり異なる。「表示に関しては、日本の法律もクリアしなければなりません。できればEU仕様のものを基調にしたラベルを使いたいですね」と前島さん。EUスタイルのラベルならば、輸入ワインの感覚も楽しめそうだ。

プロジェクトチームは8月~9月半ばの国内販売を目指している。EU諸国に〝同時販売〝されている甲州ワインが日本で飲める日が来るのが待ち遠しい。(じょぎんぐまん)

 甲州ワインに関する過去の記事(酒バラさん)

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