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© Steen Dueholm Sehested(デンマーク大使館提供)

先日、五反田の東京デザインセンターで開催されていた「WHITEOUT展」(会期:4月2日(土)~8日(金))を訪れた。展覧会のタイトル「ホワイトアウト(雪や雲などにより視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象)」が物語るように、デンマークの家具職人による個性豊かで、アイデアがたっぷりつまった真っ白な椅子が展示場に並べられていた。

面白いことに、38脚の全ての白い椅子は、個性的でありながらも、全て80×80×120cm の規格で統一されており、そのユニークなコンセプトにも遊び心が表れていて、見る人を大いに楽しませてくれる。

© Kjeldtoft Møbelsnedkeri(デンマーク大使館提供)

一例を紹介すると結束バンド(インシュロック)をつなげて椅子を形作っている作品(実際座って試すことはできなかったが、多分座っても壊れないのであろう・・・)、フワフワした羊の毛を使ったとてもメルヘンな作品や、アコーディオンのように連なった板を結束させることで初めて座ることができるという、なんとも奇妙な発想の作品など、38脚それぞれが独自の世界を創り出していて、人の数だけアイデアがあるというのはこういうことだなと、なんだかやけに納得してしまう自分がそこにいた。

北欧デザインは、どちらかというと、ヴィヴィットで鮮やかな色調が特徴であるし、家具も木目や木そのものを基調とした素材が多い中、このように「白」だけで表現する作品展はとても珍しいのではないかと思う。そういった意味で、また新たな北欧デザインを発見できたことにもちょっぴり嬉しさを感じてしまうのであった。(さくら)

© Torben Skov(デンマーク大使館提供)

「WHITEOUT展」(会期:2011年4月2日~8日)

世界的な経済不況にあって、多くの人たちが仕事を奪われている今の時代、自分の暮らしで本当に大切なことは何だろう、という問いかけに、オランダの6人のデザイナーたちが作品を出展しました。

トレジャーハント1
「トレジャーハント:心を捉えるものは何?」(Treasure Hunt-Vanitas or Humanitas)と銘打った東京都港区のギャラリーLe Bainで開かれた展覧会。展示場は、日の光が差し込むオープンなパティオを一角にしたガラス張りの空間で、6つの作品が何気なく置かれています。

トレジャーハント2

きらきら輝くファンタジックなシャンデリア。電球から通常無駄に放熱されるエネルギーを動力に、照明のシェードが回る仕組みです。環境への負荷が少ないからと照明器具は最近、電球からLEDに移行しつつあるのですが、LEDの色は単調で温かみに欠けるきらいがあります。ここに出されたものは、今の時代に見直されるべき機能性と効率性を併せ持った明かりのデザインです。

トレジャーハント3
奥に置いてある青い机とイスの個人スペースは、“理想の仕事のための模型ルーム”。人間の移動が多い現代、空間をどのように仕切れば生産的な仕事ができるのでしょうか。そういうテーマについてデザイナーが出した答えが“他人との隔離・他人と異なる環境”。個人の領域が可変的に表現されています。

5つの小さなイスは、中国・北京の道端で見かけた外で働くさまざまな職業の人たちの椅子。自分用にカスタマイズされた世界に一つだけのイスです。

どれも見た目にかわいらしいが、それでいて強い作品の意図を感じさせます。私の心を捉えたデザインの意図に、しばし思いをはせてみたのでした。(くるみ)

http://www.le-bain.com/gallery/lebain/index.html


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