こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

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世界的な金融危機を受け、経済が破綻状態になったことを受けて、アイスランドがEUに加盟する動きをみせている。加盟の最終決定は国民投票によるが、4月の総選挙では、EU加盟推進派の社会民主同盟が第1党になっており、方向は確実に加盟承認に向かっている。

政府が7月に加盟申請したとすると、1年ほどで加盟が承認される見込みだ。通常、EU側から加盟承認が出されるには数年かかるが、アイスランドは、欧州経済地域の枠組みに参加して経済統合が進んでいるほか、国内法もEU加盟国としての義務である「アキ・コミュテノール」という法体系を受け入れられるレベルにあり、加盟の条件を満たしていることによる。

EUに加盟すると、欧州市場の競争力と均衡を保つために経済的補完援助が期待できるが、一方で、突出した経済活動が制約されることもある。実は、豊かな漁業資源を有するアイスランドが、これまでEUに加盟してこなかったのはそれが理由だ。

アイスランドは、魚と魚製品が全輸出の半分を占めるほど、漁業は大切な産業。アイスランドを囲む陸棚に、メキシコ湾から発する強い暖流と北極圏からの栄養分の多い寒流が入り込むので、多様な海の生物が生息するのに好ましい環境になっている。(くるみ)

アイスランドEU加盟を議会に提案
http://eng.utanrikisraduneyti.is/speeches-and-articles/nr/4990

アイスランドのEU加盟議論
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090131/erp0901311833003-n1.htm

アイスランド
http://www.arukikata.co.jp/webmag/iceland/icel_top.html

日本と欧州連合(EU)議員会議が4月7日、東京で開催されるが、日本と外国との公式な議員会議で、最も古いのが日本・EU議員会議だ。今回は実に30回目の記念会合となる。

中山太郎元外相日本側の団長は中山太郎元外相で、1998年以来約10年団長を務めている。議員会館でのインタビューで、今回の会議の意義について「日欧の対話は多極化する世界情勢の中でますます重要になっている」と強調した。本当に元気な元外相だ。原則として、年1回日本とEUが交互に開催している。

第1回開催は1978年にルクセンブルグで行われた。議員交流を強く求めたのはEC(欧州共同体=当時)で、高度成長で躍進著しかった日本との経済摩擦解消が目的だった。ちなみに、日本政府が公式に設置している議員交流のための会議は、「日本・EU」「日米」「日中」の3つしかない。与野党の議員による「日本・欧州評議会友好議員連盟」などはあくまでも任意団体に過ぎない。それだけ、今回開催の日本・EU議員会議の持つ重みは大きい。

第30回会議の最大のテーマは、やはり世界的な経済金融危機対策。さらに、エネルギー、開発問題などが大きな議論の焦点となる見通しだ。EU側はゲオルグ・ヤルツェンボウスキー団長(ドイツ・キリスト教民主同盟)以下10人近い議員が参加する予定。ただし、今回で6年連続のヤルツェンボウスキー団長は、今年6月の欧州議会選挙を期に退任されるので、最後の団長ということになる。

中山元外相は、10年近い団長経験を振り返って、「欧州を見るとどこの国にも憲法裁判所があるが、日本にはない。アジアでは、タイや韓国にある。是非、日本にも憲法裁判所を作りたい」と語る。衆院憲法調査会長として、戦後日本の総決算につながる「憲法改正」に強い決意を持つ中山元外相らしい印象だ。ちなみに、中山氏は現在唯一の大正生まれの最年長代議士で、その風貌は、ますます鉄腕アトムを生んだ「お茶の水博士」にそっくりとなっている。(続く)(永田十郎)

中山太郎衆院議員
http://nakayamat.exblog.jp/

議員外交・衆議院
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm


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