こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

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最近、欧州の女性リーダーが新聞やテレビによく登場しているのを目にします。9月、デンマークで女性初のシュミット首相が誕生。10月に入るとギリシア危機で欧州金融安定基金(EFSF)拡充案の批准をめぐって、スロバキア初の女性首相ラディツォバー氏が目立っていたし、ドイツのメルケル首相も欧州の金融危機のカギを握っています。

女性リーダーが取り上げられるのは、リーダーになるケースが男性よりもまれだからという印象が以前は濃かったのですが、最近は女性として自信を持って働く姿が印象的に映ります。フランスのクリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事が7月就任直後に「私の姿を見て、若い女性たちが、『どんな人生の選択もできる』と勇気を持ってくれたらうれしい」とコメントしていたのを覚えています。これからを生きる若い世代にとって今の女性リーダーの活躍ぶりはどのような姿として心に残るのかと頭をよぎりました。女性リーダーが増えれば世の中が変わっていく気がします。(くるみ)

9月27日、ドイツで総選挙が行われ、アンゲラ・メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟と(CDU・CSU)と自由民主党(FDP)の中道右派政権が誕生した。

これまで過去4年間は、CDU・CSUと社会民主党(SPD)の2大政党による大連立政権だった。今回の選挙で、SPDは戦後最低の得票率で惨敗し、大連立も解消。社会保障の負担増や付加価値税の税率アップなどの政策の導入に対する有権者の厳しい目が、SPDに向けられたようだ。

一方、大連立を組んでいたCDU・CSUは、今回の選挙戦で、大規模減税による消費拡大などの経済政策を訴えた結果、有権者の期待が高まり、得票につながった。また、勝利は、支持率70%代を維持するメルケル首相の人気によるところも大きいといわれている。

以前、このブログで、ベルリンの壁が崩壊してから今年で20周年であることを紹介した。壁崩壊とメルケル首相とは深いつながりがある。20年前、当時35歳だった彼女は、旧東ドイツの研究所で物理学者として研究に取り組んでいた。それまで政治とは関わりがなかったが、民主化運動に参加し、そして政治の道へと人生の舵を大きく切ったのだ。

ベルリンの壁が崩壊し、その出来事が一人の女性の人生に影響を与え、20年後その女性が現在のドイツを率いている・・・。時の流れや歴史の重みを感じずにはいられない。(パクチー)

ドイツ総選挙についての記事URL:
在日ドイツ大使館:
http://www.bundesregierung.de/nn_6538/Content/EN/Artikel/2009/09/2009-09-28-wahl__en.html

FNN:
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00163707.html

毎日新聞:
http://mainichi.jp/select/world/news/20090928k0000m030121000c.html


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