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リトアニアで美味しいものは、数え切れないほどある。どこの黒パンとも違う、しっとりとして味わい深い黒パン、用途の多いカッテージチーズやその他豊富なチーズ、ビールやハーブ酒、ハーブと一緒に燻したサバの燻製。ジャガイモや豚肉は日本の味とは全く異なる。そして蜂蜜も。スプレッドのように少し固めのものを黒パンに塗るなどしていただく。

リトアニアでは養蜂が盛ん。アウクシュタイティア国立公園には養蜂博物館もあって、各種巣箱や道具のほか、屋外では木製の彫刻で養蜂の歴史を紹介している。また、リトアニア語で、親友のことをBiteというが、これは「蜂」という意味。Biteという名前の携帯電話会社まである。

蜜蝋は、蜂蜜の巣を加熱・圧縮して作る。リトアニアでも蜜蝋が作られており、キャンドルを点すクリスマスには活躍する。ただ、火をつけてしまうには惜しいようなかわいらしい細工のろうそくも多い。これらはオンラインで日本でも手に入る。(みかん、写真も)

写真: 12月18日に、東京・中目黒でラトビアとリトアニアのクリスマス・イベントが開催された

主催:リガ・コレクション http://www.riga-gbs.com/index.html

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出来立てミンスパイ

クリスマスが近くなるとイギリスのグローサリーストアには、ミンスパイが並ぶ。キリスト教文化の中から生まれたお菓子で、その形状はキリストの眠る揺りかごを表わしたものだそうだ。何日も前からクリスマスの準備をするイギリス人の家庭では、定番となっている。

ミンスパイは、サクッとしたクッキー生地の中にドライフルーツを煮込んだミンスミートと呼ばれるフィリングが入ったお菓子である。日本ではあまりお目にかからない。

ミンスとは元来は、ミンス(みじん切り)にした肉、つまりひき肉のことで、ミンチの語源でもある。しかし次第に、ドライフルーツを主体としたものに変化したらしい。リンゴ、干しぶどう、柑橘類などと、ブランデー、砂糖、スエット(脂)、香辛料などを数時間煮込んでつくる。

私が始めてミンスパイを口にしたのは、イギリス在住のオランダ人の友人が手作りしたものだった。「今年も焼いたのよ。食べてね」とお土産にいただいた。このお菓子のおいしかったこと!

以来、クリスマスが近くなると私もミンスパイを食べたくなる。しかし、既製品のミンスパイはどうも手作りの味がしない。あまりおいしくないのだ。最初のミンスパイデビューが熟練主婦の手作りから入ってしまったものだから、ミンスパイは手作りでないとだめなのである。

いろいろなレシピを研究し、私も作り始めた。
フィリング作りから入るととても大変そうなので、既製品を買っている。買ったもので十分おいしくいただける。専用の焼き型も売っている。マフィンの型とはやや異なり、浅いものだ。中に火がよく通るような構図なのだと思う。日本語のサイトにレシピがあったので、よければお試しあれ。デリア・スミスというイギリスで有名な大御所の料理研究家のレシピも参考になりますよ。(ケリー)

デリア・スミス ミンスパイレシピ(英語)
http://www.deliaonline.com/recipes/cuisine/european/english/traditional-mince-pies.htm
ミンスパイレシピ(日本語)
http://britannia.cool.ne.jp/recipe/mincepie_j.html

12月7日、9日と2日に分けて開催された「ナビダデス会」(スペイン食文化協会主催)に先日参加させてもらった。「ナビダデス」はスペイン語の「ナビダ(La Navidad)」からきたもので、クリスマスを意味する。東京も街のいたるところでクリスマスイルミネーションが見られるようになり、このようなクリスマスを祝う行事が各所で行われているだろうが、個人的にスペイン風のクリスマスパーティーというのは初めてで、とても貴重な体験となった。

 会場は、恵比寿にあるスペイン料理店「SPANISH LOUNGE PARADOR」。スペインを代表する料理が次々と並べられ、かわいい筒状の容器に入れられた数種類の冷製スープやイベリコ豚のスライスとバゲット、パテやスペイン風オムレツなどの前菜は、とてもカラフルで目で見ても楽しめ、まさに料理の中にもスペインの情熱が息づいていると感じた。そしてスペインのメインディッシュといえば「パエリア」。厨房でシェフが仕込みをしている姿をずっと見ていたが、鍋から湧き立つ蒸気が食欲をそそり、できあがりを今か今かと待ちわびていた。「パエリア」が運び込まれたときは、会場のテンションも頂点に。じっくりと調理されただけあって、しっかりと海鮮の味がしみ込んでいて、食べごたえもあり、しっかりとお腹が満たされた。

 パーティーでは料理だけでなく、CAVAをはじめとするスペインのワインも参加者にふるまわれた。私はそれほどワインが飲めるほうではないのだが、どのワインもそれぞれに個性があり、大変おいしくいただいた。ワインをこよなく愛する人ならば、次回、是非スペイン食文化協会のイベントに参加されるとよいだろう。その晩ふるまわれたCAVAはミシュラン3つ星を獲得したレストラン、エル・ブジ(elBulli)のハウス・スパークリングワインに選ばれた、ロベルト・ホタ・ムール(ROBERT J. MUR)。とてもフルーティーで飲みやすく、かなりお高いのだろうな・・・と思っていたが、意外と一般庶民にも手が届くお手頃価格とあって、クリスマスにはもってこいのスパークリングワインではないかなと思う(ちなみに銀座三越などで取り扱いがあるそうだ)。スペイン食文化協会は今年8月に発足したばかりだが、スペイン製の食材やワインを日本で広める活動をしており、今回ROBERT J. MURのほかにも、アニマ・ネグラ(Anima Negra: 黒い魂)という、マジョルカ島の固有品種のブドウで作られた赤ワインがふるまわれるなど、すでに多方面で活動を広げられているのだなと感じた。

ちなみに余談だが、スペインのクリスマスは、一般にいう、「イブの日にサンタさんがプレゼントを運んでくる」といった習慣はなく、代わりに、年が明けて1月6日の「東方三賢人の日(Dia de los Reyes Magos)」がプレゼントの日なのだそうです。(さくら)

スペイン食文化協会
http://ameblo.jp/age-j/
SPANISH LOUNGE PARADOR
http://r.gnavi.co.jp/a242110/
elBulli
http://www.elbulli.com/
Anima Negra
http://www.annegra.com/

東京の街並みも12月に入り、クリスマスムードが高まってきた。街の花屋には、ポインセチアやクリスマスのリースがディスプレイされ、お祭りムードを盛り上げている。

この時期になると、懐かしくなる街がある。ブルージュ(Bruges)だ。ブルージュはベルギー北部フランドル地方に位置し、“水の都”、中世の趣が色濃く残る大変美しい街である。「ブルッヘ」とも言われるそうだ。かつて毛織物の交易で栄え、その頂点を15世紀に迎えている。そして運河の街である。私が旅したのは、2007年の12月になりちょっと古いのだが、イギリスに住んでいた頃、イギリス北部のHullという港町から一晩のフェリーの旅ででかけた。船内では、ビュッフェディナーに上映会ありと、なかなか楽しい旅だった。

ブルージュの街はクリスマスのイルミネーションでディスプレイされていた。街中をディスプレイするというと、香港のクリスマスのイルミネーションも有名だが、ブルージュのイルミネーションは、古都の趣を残したままで街が飾られており、「こんな綺麗なところが今もあったのね!」と思わずにはいられないほど、美しかった。

そして、ベルギーといえば、チョコレート。ゴディバやピエール・マルコリーニなど有名だが、ベルギーのチョコレート屋さんはどこも実にレベルが高い。私はチョコレート評論家ではないので、薀蓄は語れないが、とにかくおいしいのだ。国外にでているブランドばかりでないので、簡単に手に入らないチョコレートショップもたくさんあり、思わずいつか来るときのために、お店のカードをもらった記憶がある。クリスマスシーズンのチョコレートショップは、趣向を凝らしたディスプレイで通り行く旅行者や買い物客の目を惹きつけていた。かわいらしいクリスマスの雑貨も充実していた。夏の旅行もいいが、冬の訪問も楽しいですよ。(ケリー)

ブルージュ旅行記 http://brugge.itakan.com/info/

P&O Ferries http://www.poferries.com/


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