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先日足を運んだピアノ・リサイタル「午後5時のお茶会」で、また「あの曲」とめぐり合いました。クロード・ドビュッシー(1862年~1918年)作曲、ピアノ独奏曲「喜びの島」。この曲を初めて聴いた時、喜びで飛びはねるような躍動感、高音でリズミカル、それでいて難しいピアノの技巧を駆使するような演奏が強く印象に残りましたが、今回もその激しさを再び感じることになりました。

もともと「喜びの島」は、ルーブル美術館に所蔵されている、ロココ美術の画家ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への巡礼」に、ドビュッシーが感動して作曲したと言われています。ドビュッシーの豊かな感受性、インスピレーションの高さに敬服します。

実生活におけるドビュッシーの女性遍歴は派手だったといわれています。二度目の妻となるエマ・バルダック夫人と婚前旅行したのがイギリス・ジャージー島で、喜びに満ちたここでの愛の生活が「喜びの島」には描かれている、という説もあります。

当時43歳という中年の域に達したドビュッシーが激しい愛の感情をメロディーに込めたと想像すると、また一段と曲に妖艶さが増すような気がしますが。

ちなみにこの曲は大ヒット漫画『のだめカンタービレ』でも登場し、マラドーナ・ピアノコンクール第3次予選で、のだめが演奏しています。(モコちゃん)

ドビュッシーの部屋
http://www.sky.sannet.ne.jp/nomura3/debussy.html

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