こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

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 現在、東京藝術大学陳列館で開かれている「時空をこえたオプティミスト 建築家ボジェック・シーペックの軌跡と作品展」に行ってきました。今回の作品展のポスターには、シーペック氏本人がTシャツをめくりあげて上半身の裸を見せ、顔の周りに自分の作品が浮かんでいるというユニークなデザイン。このポスターを見ただけで、楽しげな様子が伝わってきました。

チェコ・プラハ生まれのシーペック氏はもともと建築家ですが、今はインテリア、照明、ガラス工芸、食器類、靴など様々な分野を手掛けています。1F展示場に足を踏み入れると、20本のガラスで制作した木々「ガラスの森」が目に飛び込んできました。2メートルくらいの高さのガラス群は美しく、そして迫力があります。

2Fの展示スペースにはガラス作品が一堂に展示されていました。天井から色とりどりのシャンデリアがぶら下がり、50ほどのガラス作品がテーブル上に置かれている空間は、見る者を圧倒させます。

何と言ってもガラスの色が鮮やか。チェコの伝統工芸ボヘミアン・グラスを斬新に進化させたのがシーペック氏のガラスアートです。天皇陛下がチェコを訪問された際、チェコ大統領からの贈り物にシーペック氏のガラスアートが贈られたそうです。(モコちゃん)

「時空をこえたオプティミスト 建築家ボジェック・シーペックの軌跡と作品展」
http://www.boreksipek-japan.com/home.html

Excite.ism
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_9116/

個人の方のブログ
http://sato-takao.blog.so-net.ne.jp/2009-09-17

この夏、チェコの長編人形アニメ映画が日本で上映されます。人形アニメの巨匠イジー・バルタ監督の24年ぶりの長編作『屋根裏のポムネンカ』です。主人公は、かわいい人形のポムネンカ。仲間のガラクタたちとともに、屋根裏部屋で楽しく暮らしていたところ、ある日、悪の支配者フラヴァにさらわれてしまいます。仲間たちは屋根裏を飛び出してポムネンカを助けに行くというお話です。

チェコはアニメーションや絵本の質が高いことで知られています。特に人形アニメでは、イジー・トルンカ監督、ヤン・シュバンクマイエル監督など多くの名監督を輩出し、その芸術性の高さは今に受け継がれています。

イジー・バルタ監督は「子供たちのためのこの長編アニメは、その分かりやすさと素朴さと自由な子供のような想像力で、見る者の心を奪うだろう。CGを駆使したすばらしいアニメが多い昨今だが、この人形アニメが愛すべき大衆の中に入り込み、その居場所を見つけることを我々は信じている」と、新作に対する意気込みを語っています。

以前、テレビでチェコの街を紹介する番組を見ていたら、子どもたちが人形劇に夢中になっている様子が映し出されました。幼いころから人形劇に親しむ伝統があるチェコ。デジタルにはない温かみが感じられるのでしょうか。(モコちゃん)

『屋根裏のポムネンカ』公式HP
https://a-a-agallery.org/intheattic/

「地球の歩き方」チェコ
http://www.arukikata.co.jp/country/europe/CZ_general_1.html

人形や粘土、動物の骨や剥製、日用品や食品などのオブジェクトを用いたコマ撮りのアニメーションと実写で、現実と幻想が混ざったシュールな世界を描くチェコのアーティスト、ヤン・シュヴァンクマイエル。シュルレアリストの彼の作品には、夢、無意識、エロティシズム、ブラックユーモアなどの要素がふんだんに盛り込まれている。

初めて彼の作品を見た時、私は一目で大ファンになった。
どこか落ち着きが持てないまま、ぽーんと夢の世界に放り込まれたような不安感を抱きながらも、目が離せなくなってしまう。ナンセンスな中に底なし沼のように深い真理が隠されている描写を味わいながら、オブジェクトがなにを象徴しているのか、一つ一つ解析していくのも面白いかもしれない。

彼の創作活動の原点である人形劇は、チェコの長い暗黒時代とも深いつながりがある。ドイツの支配時代に、チェコ語を使うことが長い間許されず、唯一人形劇の中だけはチェコ語の使用が認められていたという。文化を守ろうとする人々は、人形劇の世界に自分たちの言葉とその文化を託してきた背景があると考えれば、ヤン・シュヴァンクマイエルが作品の主軸に人形を多く用いるのも、ごくごく自然のことだったと理解できる。(家出娘)

ヤン・シュヴァンクマイエル
http://columbia.jp/dvd/titles/artanime/yan.html

チェコ人形劇物語
http://kainouken.web.fc2.com/tokouki/zemi/2003/czech/biginner.html

チェコは、2009年上半期の議長国。2004年以降に加盟した国ではスロベニアに続いて2番目の議長国を務める。山積する国際問題についてEUを代表して調整しなければならないが、EU内ではリスボン条約を批准していない残り数カ国の一国であり、その去就が注目される。

写真クレジット: 大統領府のあるプラハ城 ©CzechTourism.com

写真クレジット:大統領府のあるプラハ城 ©CzechTourism.com

チェコが力を発揮できるのはどこか。冷戦時代は共産圏で、東方の近隣国との関係は、西欧の加盟国よりも深い。長年の加盟候補国トルコをはじめ、クロアチアなどバルカン諸国の加盟交渉をサポートする。ガス供給の再開をめぐってロシア、ウクライナ両首脳との間で対話がスムーズに行われたのは、EU議長国チェコがロシア語を介して行ったところも大きい。

一方で、前議長国のフランスと異なるのは大統領の立場。仏大統領は絶大な権限を持つが、チェコの大統領は政治的権限が限定される象徴的な元首。そうした条件にもかかわらず、クラウス大統領は環境問題などで、大胆で本質的な問いかけを忌憚なく行っている。その人柄が国民からも大きな支持を得ているからのようだ。(みかん)

議長国チェコの公式サイト(チェコ語・英語・フランス語)
http://www.eu2009.cz

クラウス大統領の個人ページ(著書「Blue, not Green Planet」について英語でも解説があります) http://www.vaclavklaus.cz/

日本でチェコ文化を発信するチェコ・センター(日本語)
www.czechcentres.cz/tokyo

ヨーロッパの中央に位置する魅力溢れる国、チェコ。

Praha

(c)チェコセンター観光部

首都プラハは、14世紀に神聖ローマ帝国の首都として栄華をきわめた美しい街です。威厳を感じさせる当時の重厚な建築物が街のいたる所にあり、石畳の道を歩くとまるで中世時代に迷い込んだかのよう。ゆうゆうと流れるヴルタヴァ川(モルダウ川)にかかる石橋のカレル橋や、その西側の小高い丘にそびえ立つ威容を誇るプラハ城は一度見たら一生忘れられない美しさです。

チェコの魅力は歴史の街プラハのだけではありません。ビール好きならご存知、ピルスナー・ビールの発祥の地プルゼニュもチェコにあり、一人当たりのビールの消費量は世界一。お酒を飲む人なら間違いなく親近感を感じるでしょう。

他にも、欧州有数の温泉保養地や、ルネッサンス都市の面影が残る世界遺産の町もあります。チェコは、今年1月から半年間EU議長国。どんなリーダーシップを見せてくれるのか期待が膨らみます。チェコって本当にいろんな魅力をもつ国ですね。(まるこボうろ)

チェコ共和国オフィシャル観光案内
http://www.czechtourism.com/jpn/jp/docs/practical-info/czech-tourism/index.html

チェコセンター東京
http://www.czechcentres.cz/tokyo/novinky.asp

駐日チェコ共和国大使館
http://www.mzv.cz/wwwo/default.asp?idj=25&amb=151


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