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今年第7回目となる「ラテンビート映画祭」が9月16日から東京で開催された。スペインをはじめとするラテン諸国から日本初公開の新作話題映画18本が上映されている。東京では1週間ほど、京都、横浜でもほぼ同時期に開催して、10月11日までの日程だ。カンヌ、ベルリン等の国際映画祭に出品された話題作のほか、世界の巨匠がラテン社会を舞台に撮った最新作のラインナップで、カルチャーを存分に感じることができる。

2011年公開予定で、オープニング上映作品となったのは、スペイン内戦下のマドリッドを舞台に喜劇役者と少年の交流を描く「Paper Birds」。スペイン映画界の巨匠カウロス・サウラ監督で史上最高のフラメンコ歌手、ダンサー、ギタリストが出演してフラメンコの情熱的でドラマチックな世界を描くダンス&ドキュメンターリー映画「フラメンコ×フラメンコ」。ミステリー映画「命の相続人」は、2005年アカデミー賞外国語映画賞受賞作品「海を飛ぶ夢」で知られるアレハンドロ・アメナバールと、スペインの人気俳優エドゥアルド・ノリエガがタッグを組んだ最新作だ。

「命の相続人」は、ノリエガ演じる医師・ディエゴが、ある事件から自分に不思議なパワーを備えていることに気がつく。それは、手をあてるだけで人々の傷を癒すことができる“ゴッドハンド”の能力なのだが、他人を救う代わりに、自分の家族の命を失っているということに気がつくのだ。ミステリーとはいえ、この映画からは、命のつながりや人との結びつきのようなメッセージを感じずにはいられなかった。(くるみ)

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