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現在、リトアニアに欧州最大の日本庭園が造園中なのをご存知だろうか。リトアニアの北西部マズーチャイに「歌う石の谷」と呼ばれる原野がある。東京ドーム約3個半に相当する広大な土地だ。この土地に木々を植え、石庭や茶屋、石畳の道、川などを整備するという壮大な計画が進められている。このプロジェクトを手掛けているのが、40年以上の庭造り歴を持つ、職人渡辺一(わたなべ はじめ)さんだ。

「歌う石の谷」の土地はリトアニア人医師のシャルーナス・カスマウスカスさんが所有している。カスマウスカスさんによると、「ジェマイティヤ人と日本の造園家がつくるヨーロッパ最大のユニークな日本庭園」であり、「このプロジェクトは、ジェマイティヤに作品を残したいという思い、夢、愛郷心から生まれました。石の偉大さとこの土地のエネルギーを最大限に活かすために、日本庭園のアイデアが選ばれました」と語っている。(ジェマイティヤはリトアニア北西部のこと)

日本で造園の修行をしていたリトアニア人のつてで、この仕事が渡辺さんのもとに舞い込んだ。2007年から工事を開始したが、リーマンショックで造園への投資が止まり、2008年末に中断。庭園は4分の1しか完成していなかったが、帰国の途へ。しかし、渡辺さんはどうしてもあきらめきれず、この5月に現地に戻り、盆栽や庭園用の苗木を売って得た資金で庭造りを続けていくという。(モコちゃん)

「歌う石の谷 マズーチャイ」―パートナーシップ庭園
 http://www.japangarden.lt/

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1日400~600人が訪れる観光地となっているリトアニアのジェマイティヤ地域マズーチャイの日本庭園は、日本の専門家により今も造園が続いている。この築園の発起人であるシャルーナス・カスマウスカス氏がこのほど初来日し、駐日リトアニア大使館でプレゼンテーションを行った。

日本庭園造りは、日本で修行を積んだリトアニア青年の庭園を知り、交流が始まったことがきっかけだった。完成しているのは全体の10~12%程度だが、それでも庭園の植物を見たり、悪天候でも働く勤勉な日本人の姿を見たい、と訪問者が後を絶たない。また、不景気の中、ショッピングセンターに買い物に行くのではなく、庭園で心静かに過ごしたいと訪れる若い家族も。

リトアニアには6,000もの島があると言われるが、この庭園が一つの日本と言う島になればよいとカスマウスカス氏は考えている。日本庭園には多くの石を必要とするが、同国に山がなく国内で採れる石は少ない。だが、マズーチャイは比較的石が多い地域であり、すでに1万トンを集めたという。

本業は医師であるカスマウスカス氏は病気の治療についても投薬より、自然の治癒力を信じる人。その彼から見ると、ここではポジティブなエネルギーが確認されており、石があることでより強いエネルギーを発散するのだとか。つまり病気の人々を癒す力がある。リトアニアは、欧州でもキリスト教を取り入れたのが最も遅く、13-14世紀までは原始宗教が主。国民は、自然信仰のあった日本に精神面での共通点を見出し、この庭園に親しみを感じているのだろう。(みかん)

「歌う石の谷 マズーチャイ」 - パートナーシップ庭園 
http://www.japangarden.lt/index.php?lang=3

「素晴らしいバルト旅行」プロジェクト(英語)
http://www.greatbaltic.eu/en/home.html


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