こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

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東京のフィルムセンターで開催されたEUフィルムデーズ(5月29日~6月20日)で、二本映画を観ました。EUフィルムデーズは、駐日欧州委員会代表部などの主催で毎年行われているヨーロッパ映画の上映会で、今年は日本初公開の作品を含むEU加盟国の21作品が一挙公開されました。

5月31日(日)には、上映作品の監督や俳優をゲストに迎えてシンポジウムも開催され、ヨーロッパにおける映画製作の現状と今後の見通しについて議論が行われました。

私が観た二作品は、日本では観る機会の少ないリトアニアとラトビアの作品で、もちろんどちらも日本初公開。

リトアニア映画の『永久機関』(2008年)は、バーで働きながら酒とギャンブルに明け暮れている男が、店の金を盗んだ謎の美女と逃避行の旅に出るという物語。首都ヴィリニュスの街を中心に現代のリトアニアが舞台。どんよりと曇った空の映像や、ゆっくりと静かに物語が展開されていくのが特徴で、登場人物の発散されない欲望や閉塞感が表現され、またこれがテーマとなった作品でした。

一方、ラトビア映画の『バトル・オブ・リガ』(2007年)は、第一次大戦後のラトビアの首都リガが舞台。ラトビアを併合しようとリガに侵攻するドイツとロシアの統一軍に対して、独立を勝ち取るために、リガ市民は義勇軍を組織して抵抗します。大戦の戦場から帰還したのも束の間、結婚を目前にした男が、再び独立戦争に巻き込まれる悲劇を描いた作品です。

ラトビア国内では、観客数が米映画『タイタニック』を超えるほどの空前の大ヒットとなったこの作品は、日本語版DVDも発売されていますので、ぜひご鑑賞下さい。(青山コモンズ)

EUフィルムデーズ2009
http://www.eufilmdays.jp/

バトル・オブ・リガ
http://www.primewav.com/movie/0905a.html

EUフィルムデーズ2009 in 京都
http://www.momak.go.jp/Japanese/pressRoom/2009/euFilmDays2009inKyoto.html

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