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ローマ市北東部の広大な公園の中にあるボルゲーゼ美術館は、名門ボルゲーゼ家出身のシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿(1576-1633)の別宅として建てられ、今日、彼が集めた美術作品のコレクションが展示されています。ローマ教皇庁の最高顧問として絶対的な権力者であり、また17世紀を代表とするパトロンとしてカラヴァッジョなどの才能を見出しました。美術館にはあらゆる資金・ルートを通して集めたルネサンスからバロックまでのコレクションが収集されており、その一部が4月4日まで日本でも公開されていました。

ルネッサンスを象徴するポップで色鮮やかな作品は、ボッティチェリの「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」。柔らかくて魅力的な表情が印象的だった「レダ」とブレシャニーノ「ヴィーナスとふたりのキューピッド」。ほかにもアメリカ大陸発見やキリストと地動説を描いた作品など、いずれも彩り豊かでユニークな構図が目を引きます。

カラヴァッジョの「洗礼者ヨハネ」、バリステッロの「ゴリアテの首を持つダヴィデ」は、光による明るさを意識した仕上がりが見事。

また、江戸時代初期に仙台藩主伊達正宗がイスパニアとの通商を目的に派遣した支倉常長がローマ教皇に謁見した後にボルゲーゼ家で歓待を受けた際の肖像画が残されています。白いシルク地に草花などをモチーフにした金銀の刺繍が施された服装・姿から日本の通商の史実に新たな一面を感じました。

ふくよかな表情が印象的なシピオーネ枢機卿の胸像。ボルゲーゼ美術館そのものが芸術作品のように佇んでいます。(くるみ)

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スペインのシンクロが遂に悲願の金メダルを獲得しました。現在、ローマで行われている世界水泳2009で、非五輪種目のフリーコンビネーション(FC)で初の栄冠を手にしたのです。

ロックの名曲、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」のビートにのって、10人の選手たちがパワフルに、そしてしなやかに水中を舞いました。この快挙の陰には日本人コーチ、藤木麻祐子さんの大きな力添えがありました。

藤木さんは1996年アトランタ五輪のチームで銅メダルに輝いた後、アメリカでコーチになるための修行を積み、2003年に地元バルセロナでの世界選手権に臨むスペイン代表から要請を受けて数カ月間指導。これが好評でアテネ五輪後正式にコーチに就任しました。

就任当初は、選手たちが練習時間に平気で遅刻する事態に、まず悩んだそうです。元々、体の柔軟性やスタイルの良さ、表現力の豊かさなど、素晴らしい素質を備えていた選手たち。それだけに、「正確な技術」と「平常心を保つ禅の心」を指導したところ、着実に力をつけていきました。北京五輪では2種目でスペインは銀メダルを獲得。その手腕を買われ、ロンドン五輪も視野に引き続き指導することになりました。

今回の世界水泳でのFCは、選手たちが曲を選び、振り付けにもアイディアを出したそうです。このほか、五輪種目のソロ、デュエット、チームの3種目でスペインは銀メダルを獲得しました。しかし、FC以外はロシアが金メダルを総なめに。世界最高峰のロシア打倒を視野に、藤木さんの挑戦はこれからも続きます。(モコちゃん)

世界水泳2009ローマ
http://www.tv-asahi.co.jp/roma2009/

毎日新聞
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20090723dde035050008000c.html

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/0907


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