こんなEU、あんなEU~日常に見るヨーロッパ | Life in the EU

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ついにスペインが世界一に躍りでた。
スペイン大使館によると、2008年の太陽光エネルギーの単年導入量においてスペインは世界トップ。日本はとっくに抜かしていたが、世界一だったドイツも追い抜いた。

現在、そんなスペインと日本のコラボレーションが進んでいる。
その一つが、スペイン政府・産業技術開発センター(CDTI)と、日本の独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「ジャパン・スペイン イノベーションプログラム」。日本の企業、大学、研究機関とスペインの企業を支援し、共同技術開発プロジェクトを強化・推進するというもの。昨年12月に協定が締結された。

民間レベルでも両国のコラボレーションは進んでいる。
日本の京セミとスペインのテクナリア社は昨年5月に共同開発契約を結び、「KYOTECプロジェクト」
を開始した。光エネルギーの技術開発をしている企業同士の協力だ。平面の太陽電池よりも効率が高い京セミの球状太陽電池「スフェラー®」を、テクナリア社の持つ太陽光発電システムに適用し、効率的で性能の高い製品を開発中だ。

これからは国境を越えた、地球規模の再生可能なエネルギー利用の取り組みがさらに進むことに期待したい。(エコ太郎)

テクナリア社(Tecnalia)
http://www.tecnalia.info/index.php?lang=en

京セミ株式会社
http://www.kyosemi.co.jp/index_j.html

スペイン政府・産業技術開発センター(CDTI)
http://www.cdti.es/index.asp?idioma=es&r=1024*768

日本の独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/informations/press/201111_3/201111_3.html

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「Qセルズ」、日本のシャープを抜いて世界最大の太陽電池メーカーに躍り出たドイツの成長産業。何しろ、会社設立が1999年だから10年ちょっとで環境ビジネスの世界の勇者となった。

正確には、2007年に太陽電池セル(電池の基本部分)生産で世界1になった。同社の時価総額は約2兆円という。これからは、「Qセルズ」(Qは品質の意味)を知らないと恥をかくかもしれない。

何で伸びたか。理由はドイツ政府の「フィード・イン・タリフ制度」という太陽電池促進補助制度のおかげだ。太陽電池で作った電力を電力会社が通常の3倍で買い取る補助制度。これがなければ、快進撃はあり得なかった。

北海道洞爺湖サミットの議長だった福田康夫前首相も、これには「やられた」と思ったのだろう。今年1月から、ソーラー発電への補助を復活した。「開始」ではなく「復活」。日本はドイツより先にいい政策をやっていた。残念!

やめた理由のもう1つは、市場拡大で原材料のシリコン供給不足があった。でも、そんなことは言っていられない。日本でもソーラー発電を取り付ければ、平均的な家庭で20万円程度の補助金がもらえる。ドイツやスペインには負けるが、日本政府は21年度に約200億円を補助するそうだ。

ところで、太陽発電に関心のある人は、2月25日から27日まで東京ビックサイトで、第2回国際太陽発電展があるから、是非行ってみたら。「ソーラー、いいアイディアだ」。(丸の内太郎)

会社案内Qセルズ
http://www.q-cells.com

太陽電池
http://www.taiyoko-hatuden.com

第2回国際太陽発電展
http://www.pvexpo.jp/2009_jp/index.phtml

フィード・イン・タリフ制度
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20070620/134519/

太陽がサンサンと降り注ぐ国、スペイン。

その豊富な光を活用した太陽光発電の導入量は、EUではドイツに次いでナンバー2。
近年、導入量が急増し、EUが掲げる「2020にエネルギーの20%を自然エネルギーにする」という政策実現に向け、着実に歩みを進めている。

スペインは、もともとEUでもエネルギー輸入依存率が高い国。そのため、スペイン政府は2004年に大胆なエネルギー戦略を打ち出した。電力会社に補助金を出し、太陽光発電による電気を電気代の3~5倍で高く買い取る制度「フィード・イン・タリフ」(FIT)の導入だ。その後太陽電池パネルの導入が急増し、太陽電池の累積量は4年間で約50倍に。

しかも、買い取りは25年間規定の値段を変えない保障期間があるため、企業が安心して太陽光発電所を建設できる。スペインではすでに500基を超える太陽光発電所があり、電力会社やベンチャー企業が運営している。さらに、政府は新改築される建物の面積により、太陽光発電のパネルの設置も義務付けた。

この勢いに、かつて世界を圧倒的にリードしていた日本はスピードの違いを感じずにはいられない。技術はあるが、導入量の勢いが追いつかず、2007年の年間導入量ではスペインに抜かれ3位に。累計導入量でも、世界第2位の日本の背後からスペインの足音が聞こえてくる。(エコ太郎)

スペイン大使館経済商務部:
http://www.spainbusiness.jp/icex/cda/controller/pageGen/
0,3346,4928839_35713045_40693811_0,00.html

国際エネルギー機関(IEA)[英語のみ]
http://www.iea.org/index.asp

アクシオナ社[スペイン語のみ]
http://www.acciona-energia.com/default.asp

朝日新聞記事:
http://www.asahi.com/eco/TKY200810160262.html


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