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  • Comments Off on 「シュルレアリスム展」に行ってきました Visiting an Exhibit of Surrealist Paintings

六本木の国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」へ行ってきました。パリのポンピドゥセンター所蔵の170作品あまりが一挙公開。久しぶりの美術展鑑賞にワクワク。しかし、作品の前に立って眺めてみても、「う~ん」とうなってしまった。よくわからない…。というか、全然わからない。

展示作品の中で、唯一知っている画家は、スペインのサルバドール・ダリだけ。そのダリの絵も、ピアノの鍵盤の上に、金色のオーラにつつまれたレーニンの頭が六つ登場。ピアノのそばに座っている背広姿の男性は、背中に白い布をつけ、さくらんぼが描かれた腕章をつけている。なんだか奇妙。シュルレアリスムって一体、なんだろう~?

そんな私でも理解できる解説がありました! 国立新美術館のホームページに載っている「リサとガスパールのしゅるれありすむ入門」。シュルレアリスムは「超現実主義」のことで、1900年代初頭のパリで、アンドレ・ブルトンという詩人がリーダーになって生まれた、詩と芸術の運動のこと。ヨーロッパだけでなく、アメリカや日本にまでその運動が広がったのには、芸術だけではなく、人の生き方や考え方そのものに革命を目指すという志があったからだそうです。

観る側の想像力をかきたてるシュルレアリスム展。というか、想像力を働かせないと、何が描かれているのかわからなかったシュルレアリスム。5月9日までやっているので、また行ってみよう。(モコちゃん)

国立新美術館(シュルレアリスム展)

人形や粘土、動物の骨や剥製、日用品や食品などのオブジェクトを用いたコマ撮りのアニメーションと実写で、現実と幻想が混ざったシュールな世界を描くチェコのアーティスト、ヤン・シュヴァンクマイエル。シュルレアリストの彼の作品には、夢、無意識、エロティシズム、ブラックユーモアなどの要素がふんだんに盛り込まれている。

初めて彼の作品を見た時、私は一目で大ファンになった。
どこか落ち着きが持てないまま、ぽーんと夢の世界に放り込まれたような不安感を抱きながらも、目が離せなくなってしまう。ナンセンスな中に底なし沼のように深い真理が隠されている描写を味わいながら、オブジェクトがなにを象徴しているのか、一つ一つ解析していくのも面白いかもしれない。

彼の創作活動の原点である人形劇は、チェコの長い暗黒時代とも深いつながりがある。ドイツの支配時代に、チェコ語を使うことが長い間許されず、唯一人形劇の中だけはチェコ語の使用が認められていたという。文化を守ろうとする人々は、人形劇の世界に自分たちの言葉とその文化を託してきた背景があると考えれば、ヤン・シュヴァンクマイエルが作品の主軸に人形を多く用いるのも、ごくごく自然のことだったと理解できる。(家出娘)

ヤン・シュヴァンクマイエル
http://columbia.jp/dvd/titles/artanime/yan.html

チェコ人形劇物語
http://kainouken.web.fc2.com/tokouki/zemi/2003/czech/biginner.html


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