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MO'CYCLEのデザイナー、モーゼス・シャリバー(左)とアーティストLAZEE © Copyright 2010 - MO'CYCLE Industries AB SWEDEN

EU各国から36の ファッションブランドが集まり、今回で第6回目となった展示・商談会weareurope。開催事務局によると、今年の特徴は、メンズ・コレクションや靴・小物が充実していることと、昨年は行わなかったランウェイ・ショーがあること。

「波」と名づけられたフィンランド出身マリタ・ヒューリナイネンの木のサンダル。見た目だけでなく、履き心地も柔らかそう。ユニークな形のバッグとのマッチングもいい。これらを基本形に、今後アレンジした商品も出していくそうだ。Marita Huurinainen

中でも4ブランドは、メンズのみの展示とした。興味深かったのは、MO’CYCLEというスウェーデンのブランド。デザイナーがバイクメーカー、ハーレー・ダヴィッドソン・スウェーデンとコラボレーションし、ライダー向けファッションを出したことから始まった。

いわゆるライダーから連想するレザースーツではなく、一見普通のジーンズの中にプロテクター素材を入れたバイク用ジーンズを始め、隠し柄の入った白いシャツや、ヒップホップファッションにも近いTシャツデザインは、ファッションにこだわる若いライダーの注目を集めるに違いない。生地選定や縫製はイタリアで行われているとのこと。

個人的には、マリタ・ヒューリナイネンの木のサンダルが気に入った。規模や事業年数にかかわらず、個性的なデザイン性をしっかりと持ち、品質がそなわっていれば顧客はついて来るのだ、という主張が、こうしたデザイナーから強く感じられた。(みかん)

weareurope
http://www.weareurope.com/ (オンラインカタログあります)

MO’CYCLE
http://www.mocyclejeans.com/JAPANESE/index.html

スタジオ マリタ ヒューリマイネン
http://www.maritadesign.com/

2009-10秋冬コレクションから

2009-10秋冬コレクションから

今年のweareuropeに参加した35デザイナーの中で個人的に注目していたのは、スウェーデンのカミラ・ノルバックだった。彼女のナチュラルな作風とともに、製造工程では環境にも考慮する「エコラグジュアリー」のコンセプトに共感したからだ。

自然環境に有害である化学製品の使用は、服を着る人の肌にとっても有害であるとし、素材選びも、栽培、加工、染色の過程までこだわる。同時に、新しい技術も積極的に取り入れ、自由な芸術的表現を実現させた。


2009-10秋冬コレクションから

2009-10秋冬コレクションから

今回の2009秋冬コレクションで取り入れたのは、新たな染色工程。縫製作業が完了してから染色することで、使用する染料の量を格段に減らした。また、靴底のゴムには、車のタイヤをリサイクル利用している。

幸運にも会場ではデザイナー本人に会うことができた。作品の優しいイメージを超えて、彼女は自らのブランドのCEOも務める自立したビジネスウーマンの顔も持ち合わせ、溌剌と取材に答えてくれた。(みかん)

Gateway Programme
http://www.eu-gateway.jp

Weareurope
http://www.weareurope.com/

カミラ・ノルバック
http://camillanorrback.com/home/

2009-10秋冬コレクションから

2009-10秋冬コレクションから

太陽の国スペインからやって来たマリア・ラフエンテの「2009-10秋冬コレクション」で、まず印象的なのはその色使いだ。黄金色のシルクや朱色のウールは、太陽の温かみを感じさせると同時に、豪華さを演出する。

ふつうの日本人でも着られるのだろうかという素朴な疑問は不要。彼女のターゲットは、世界の王室、政治家、芸能界といった上流階級だ。スペインのみならず、既に米国や台湾の女優も愛用しており、この後ロシアやマレーシアでの仕事が続く。

2009-10秋冬コレクションから

2009-10秋冬コレクションから

今回のコレクションのイメージに使われているのは、英国の画家J.W.ウォーターハウスの『シャロットの女』(1888年)。フューチャリスティックなデザインとロマンス主義的な絵柄を組み合わせ、靴やアクセサリーまで全てを彼女がデザインする。また、天然素材を使うことで、外から見た質感とともに、内側の着心地も重視している。

来日は2回目。「日本市場の開拓は難しい」としながらも異なる文化背景の国での挑戦に意欲を見せる。(みかん / Japan Echo)

Gateway Programme(展示・商談会日程を見ることができます)
http://www.eu-gateway.jp

Weareurope
http://www.weareurope.com/

マリア・ラフエンテ
http://www.marialafuente.es

weareurope会場/Japan Echo Inc.

weareurope会場/Japan Echo Inc.

今年行われるEUの貿易投資促進キャンペーンGateway Programmeの展示・商談会第2弾は、ファッション分野。EU加盟国から35企業が来日し、2009-10年秋・冬コレクションを披露した。参加企業はweareuropeと銘打ったこのイベントを足がかりに、果たして日本に市場を広げることができるのか。

ちょうど時期を合わせて、「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW)」も開催中。バイヤーやエージェントなど関係者は、会場間を忙しく移動し、次のシーズンに向けた商品や新ブランド発掘に目を凝らす。

weareurope会場/Japan Echo Inc.

weareurope会場/Japan Echo Inc.

EUの中でも、フランスやイタリアのブランドは既に日本の業界とのパイプが出来上がっており、JFWにも個別に参加している。一方、在京大使館や商工会議所の規模も小さい加盟国の企業で、日本につてもなければ、ビジネスの開拓は難しい。

weareuropeはこうした中小企業の支援が目的だ。今後数回にわけて、参加デザイナーを紹介する。(みかん)

EU Gateway Programme
http://www.eu-gateway.jp

Weareurope
http://www.weareurope.com/
(参加ブランドのコレクションを見ることができます)

JFW
http://www.jfw.jp/


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